Mcintosh プリアンプ C40

Phonoを含む8系統のアンバランス入力とプロセッサーループ、3系統のメイン出力、さらにバランス入出力端子を搭載した、オーディオコントロールセンター。

スイッチは、全てデジタルロジックコントロールによるリードリレー方式を採用しています。
ガラスチューブ内に密封されたこれらのリレーは、歪も少なく、大気から絶縁されているため長期の信頼性も優れています。

5バンドイコライザーは、30Hz、150Hz、500Hz、1.5kHz、10kHzを中心として、±12dBにおよぶブースト、カットが自由に行えます。
また、センタークリック位置ではイコライザー回路全体がバイパスされ、正確なフラット特性が得られるようになっています。
コンパンダーシステムには伸張モードと圧縮モードがあり、ソースのダイナミックレンジを任意で補正できます。
また、マスターボリュームと無関係で調整できるアクティブラウドネスコントロールを搭載しています。

アナログディスク用のイコライザーは、100mW以上のミニパワーアンプに匹敵する出力性能を持つ強力なもので、そして低インピーダンス化されたRIAA素子には1%級の精密抵抗を使用し、等化偏差やひずみ、ノイズを少なく抑えています。

 

 

型式 オーディオコントロールセンター
<プリアンプ部>
周波数特性 20Hz~20000Hz、+0 -0.5dB
定格出力 2.5V(メイン、 スイッチ1と2、バランス出力)
出力インピーダンス 600Ω(メイン、 スイッチ1と2、バランス出力)
最大出力電圧 8V(メイン、スイッチ1と2、バランス出力、20Hz~20000Hz)
全高調波歪率 最大0.002%(定格出力時、20Hz~20000Hz)
入力感度 Phono:2.5mV(2.5V定格出力時)(0.5mV IHF)
ハイレベル:250mV(2.5V定格出力時)(50mV IHF)
SN比(A-ネットワーク) Phono:90dB(10mV以下の入力に対し)(84dB IHF)
ハイレベル:105dB(定格出力以下の時)(95dB IHF)
最大入力信号 Phono:90mV
ハイレベル:10V
入力インピーダンス Phono:47kΩ、65pF
ハイレベル:22kΩ
電圧ゲイン(利得) Phono→Tape:40dB
ハイレベル→Tape:0dB
Phono→Main:60dB
ハイレベル→Main:20dB
イコライザーコントロール 可変、30Hz、150Hz、500Hz、1500Hz、10000Hz中心に、
最大12dBブースとまたはカット
< モニターアンプ部>
出力 20W+20W
(8Ω負荷に対し、チャンネル当り、最小サイン波連続平均出力。
出力RMSで夏は、8Ω負荷に対し12.6V、定格出力帯域20Hz~20000Hz)
全高調波歪率 最大0.005%(250mW~定格出力までの任意のパワーにて)
周波数特性 20Hz~20000Hz、+0 -0.5dB
入力感度/インピーダンス 750mV/27kΩ(定格出力時)
SN比(A-ネットワーク) 100dB(定格出力以下の時)(87dB IHF)
<総合>
AC電源コンセント 電源連動:4個
電源非連動:1個
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 25W~58W
外形寸法 幅445x高さ137x奥行432mm(端子含む)
パネル操作部クリアランス38mm
重量 12kg