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今日は尾道まで納品です

今日は、尾道までハイエンドオーディオの納品に行ってきました。

3階建てのビルを新築され、そこの半地下にオーディオ専用ルームを構築されました。

オーナー様は、当店の紹介で日東紡音響エンジニアリング㈱の試聴室まで出かけて行き、
気に入られてこの度のオーディオルーム設計・施工を同社に任されました。

当店でも取り扱いをしております、球状ルームチューニングシステム「Sylvan」や 「ANKH」でお馴染みの会社です。


 


上の写真は機器を設置する前で上左が正面、上右が背面、下左が右側面、下右が左側面の壁です。

私も初めて見るので少し驚きでした。


 

出入り口のドアはご覧の通り厚さ約10cmの鋼鉄製で防音対策もばっちりです。
 


 

B&Wの「800Diamond」はピアノ運送の専門業者さんにお任せで、慣れたものです。

 


 

設置はキャスターからスパイクへと交換しました。 

インシュレーターにはAndante Largoアンダンテラルゴの「SM-7」を使用。
 

 
プリアンプ「C-3800」、ミュージックサーバー「Olive 4HD」
DAコンバーター「D-05」を設置しているオーディオラックや、
パワーアンプ「A-65」2台の設置はまだ仮の状態で後日お伺いする予定です。

ちなみに「A-65」2台はブリッジ駆動です。(バイアンプも試してみる予定です)

スピーカーの位置出しは、

昨日の内に日東紡音響エンジニアリングのスタッフさんが音響測定をされマーキングして頂いていました。

設置したばかりでエージングは全くできていない状態での音出しでしたが、さすがに響きが良く、きつさや煩さも無く、かつダイナミックな音で鳴っていました。

もう少し時間が経てばもっともっと良くなるでしょうね。

本日は時間があまり無かったのでゆっくりと聴けませんでしたが、後日ゆっくりと聴かせて頂こうと思います。

オーナーK様、この度は誠に有難うございました。(感謝、感謝です)

また、日東紡音響エンジニアリングのスタッフの皆様にもお世話になり有難うございました。

 

*アキュフェーズ2009~     アキュフェーズ総合カタログ    *ESOTERIC
*アキュフェーズ~2008    *Andante Largo   *スナップ
*BW      B&W      *AGS製品

Accuphase アキュフェーズWEEKフェア!

2010 10/23(土)~                                              

最新フラグシッププリアンプ
NEW C-3800 ほか人気ラインナップ一同に!試聴会!
C-2810C-2110C-27A-65 3台、A-45A-35E-560E-350、 
DP-700DP-510T-1100DG-48 等など

10/30(土)、31() 

ベントは終了いたしましたが、C-3800DP-510T-1100 以外は11/14(日)までひき続き試聴中!

アキュフェーズ 鬼頭氏、技術部 伊藤氏 来店
フリータイムリスニング開催

お客様のご希望の組み合わせで試聴して頂きます。
アンプ、プレーヤーなどは御自身だけの、組み合わせを構築してみてください。  

 

フリータイム試聴会一日目 スナップ

只今、DG-48 の効果試聴中!

T-1100 からの FMデジタル出力をDP-700 で受け、DA変換
その出力をアナログで DG-48 へ・・
いろいろ実験中!


こちらのコーナーではDP-510 E-560 A-35、など御試聴ください。

昨年のアキュフェーズフェアと違い一週間だけの集中した試聴会でしたが、
多数の御来店有難う御座いました。

今回の試聴会はフラグシップ新製品 C-3800に特化した試聴会でした。

やはりC-3800 と C-2810の比較試聴が
もっとも盛り上がりました。

旧、新フラグシップ・プリアンプに
共通しているのは 過去何度も記事のなかでも登場したAAVAボリューム  説明1  説明2 説明3ですが
この二つのアンプに違いはあるのか?

C-38002回路平衡駆動AAVAボリューム  説明1  説明2 説明3となっています。

2回路平衡駆動について
技術部の伊藤さんから詳しく説明を頂いたところ、非常に分かり易い説明を頂きました。

AAVAボリュームというのは
幾つかのゲインを持ったアンプ基盤の組み合わせで、総合ゲインを決めていく方式なので、
2回路平衡駆動とは、つまりこれまでのAAVAボリュームの2倍の量の基板を持っていて平衡(バランス)で動作する。
という構造らしいのです。

最初、データー向上の目標だけ掲げてプロトを造ったところ、3dBのSN向上が得られて、音を出してみたところ、3dBとは思えないほどベールが剥がれて行ったようです。

その後、部品の選定やレイアウトのデザインを繰り返し試行されたところ、最終的にレイアウトが一番音質を決める要素となったそうです。

さて当店フェアでの比較試聴ですが・・

二日目は「ハンター」のコールドディスク版、大隅寿男トリオ「Walk Don’t Run」、ハンク・ジョーンズ「ラストレコーディング」などなどで比較しました。

まずはDP-700+比較プリアンプ+P-65(ステレオ)+B&W  802 Diamond という組み合わせです。

どちらのソースも高音質録音なのでC-2810 が
少し大きめの音で鳴った瞬間生演奏のごとく、かぶりつきに近いステージに演奏者が飛び出してきました。

JAZZなので前回のアキュフェーズフェアほどはボリュームは上げませんでしたが、久々に腹に響くほどのウッドベースやしっかりしたタッチのピアノ、小気味の良いドラムタムがまたまた登場しました。
B&W  802 Diamondを鳴らすのに最上級に近いサウンドだと思います。

A・B 比較試聴でなければ、この音で誰も文句は言わないでしょう・・すばらしい・・

いよいよC-3800 の登場です。

このプリの音を一度でも耳にされた皆さんが
最初に口にされるのは「音がとにかく 締まってる・・」ということです。

生演奏のごとく、かぶりつきに近いステージ演奏のイメージは同じです。
幾分クリアにさらに近くなっているか知れません。

ウッドベースの胴鳴りや低音の量感などは、C-2810のときとあまり変わらないようです。

しかし長く聴いていると、徐々に違いが明瞭になって行きます。
いろいろ、ありますが・・ 一つだけ気がつきました。

ドラマーが叩いてリズムを刻んでいるハイハットの金属板の厚み、大きさなどがはっきり見えて、シンバルの音もさらに澄んで冴えているように・・違ってきています。
ドラムに精通されておられる方ならジルジャン、パイステといったシンバルメーカーまで特定できるかもしれません。 

ピアノも長時間の試聴にも崩れず、垂れず・・

そののち、パワーアンプA-65  2台をバイアンプで、BTL monoで・・と贅沢に使用し夢の組み合わせも実現させました。
改めて思いましたが高音部にA-45とA-65ではまた随分違います。

本日もC-2810からC-3800のプリのグレードアップをされた方がいらっしゃいました。

同じ試聴時間に同席はしていなかったのですがJAZZ好きの方なので、もしかしたら同じような印象で聴かれたのでしょうか・・

PS:
知らないで聴いていて、後で分かったことですが
上記プリ比較試聴感想でのCDソースは
松尾明トリオ「Besame Mucho ベサメ・ムーチョ」というアルバムでした。

となると、
のっけからお腹をボディブロウのように攻め続けたベーシストは嶌田憲二さん
見えるようなスティックプレイのハイハットと、冴えたシンバルは松尾明さん・・
責任監修者 寺島靖国氏 !

・・ どうりで ・・納得しました!

デジタルミュージックサーバー Olive 4HD 試聴会の御案内

Olive 4HD
CDプレーヤー+HDD =革新的なドライブによる高音質 + 新しい可能性 !

日時8月29日(
            11:00~12:30
            14:00~15:30       当店試聴室にて

イベントは終了いたしましたが、Olive 4HD、802 DIAMONDは常時ご試聴いただけます。

ナビゲーター (株) ノア営業次長 宮川 隆幸 氏 

その他の試聴機器
アンプ       ブルメスター 《 032 》

スピーカー     B&W 《 802 DIAMOND 》

            ソナースファーベル 《 TOY TOWER (WOOD)》

当日は 
指定駐車場をご利用ください。
入庫時間をお知らせ頂きますと専用カード、コインをお渡しいたしますので御申しつけください。    

8/28(土)  
AM10:15~

明日、試聴に使用するアンプ 
ブルメスター 《 032 》をセッティング、電源ON、
24時間エージング開始・・・。

Burmesterは天板にロゴがあるので、「天板が目立つよう写真を撮ったら美しい」と誰かがいってましたが、Burmesterはどの角度からもかっこいいですよね・・

ひさびさの重量級リモコン

PM3:10~
講師の宮川さん、濱永さん来店

PM7:25~
電源ケーブルなど適材適所にアクセサリーが持ち込まれ、お客様を交えて3時間程度調整、ここへ来て音質の方もぐっと良くなってきました。

 mac Olive記事

試聴会当日スナップ

盛況でした。

2回目は後方立ち見(立ち聴)の方も・・

Olive 4HD の本体のタッチパネル式4.3型液晶ディスプレイの表示を
22インチモニターで拡大して皆様に見ていただきました。 ←画面中央 奥

 

当店の4HDも昨日、新しいソフトにバージョンアップされて、日本語表記とかも可能となりました。

既に購入されて自宅でご使用されておられる4人の方々からは、オーナーならではのご使用時の細かい質問が交わされていました。

 

2010/10/09 後記 

おかげさまで、
Olive 4HDは順調に売れていまして二桁に手が届きそうなところまできました。

つい最近 4HDを導入いただいたところで、

広島で初めてと言って良いくらいの、
レギュラーで本格Jazzライブが行なわれる
Speak Lowスピーク ロウさんを御紹介いたします。

明日、10/10がグランドオープンとなっています。
おめでとう御座います。

オーナーさんには昔からお世話になっていますが、
こういったお店は初めてだそうで、東京は勿論、
ニューヨークの有名なライブハウスも見て廻られたそうです。

ご自身の夢が叶って、お店を持たれたということで
是非、広島で成功させて頂きたいと思います。

*Sonusfaber   株式会社ノア 

Accuphase 製品の5年保証

お求めのアキュフェーズ製品は

当店の保証書登録により 最大5年保証 となります。

(アンプ等5年、CDプレーヤー5年、 カートリッジ1年、 業務用PRO機2年)

SACDプレーヤー SACDトランスポートの保証期間が5年間に延長になりました。2023.6.1~

保証条件につきましては、アキュフェーズ株式会社に準じます。

 

*アキュフェーズ2009~   Accuphase 2009~記事   メーカー延長保証
*アキュフェーズ~2008    アキュフェーズ総合カタログ   スナップ

Olive 4HD納品してきました

廿日市市のO様のご自宅に「Olive 4HD」を納品してきました。

この度は有難うございました。

一階の広々とした空間にALTECを中心とした4ウェイマルチシステムを構築されています。





将来は(定年を迎えるころですかね)心地良いJAZZが流れる喫茶店でもできそうなスペースです。

カウンターまで設置していますのでその気大いにありかな?



チャンネルデバイダー、ボイシングイコライザー、パワーアンプ4台は全てアキュフェーズで統一されています。

スピーカーとは離れたカウンターの傍にソース系の機器とプリアンプを設置されています。

写真左の上から2番目が「Olive 4HD」で、2階にインターネットのモデム、
ルーターなどを設置しているので一階には無線LANにてチャレンジしてみました。

マエストロのダウンロードに少し苦労しました(私のちょっとしたミスでした)が何とかクリアできました。

リッピングした音には、かなりご満足して頂いたようですのでこれから大いに楽しんで下さいね。

*アキュフェーズ2009~     *Vintage   *LUXMAN    *コンデンサー  
*アキュフェーズ~2008    アキュフェーズ総合カタログ   *スナップ

アバンギャルド duo Ω G2 試聴会開催 

日時 5月29日(土) 11:00~19:00
   5月30日( 11:00~18:00
 
 
アバンギャルド スピーカー  duo Ω(omega) G2
ESOTERIC CDプレーヤー 《 P-05 》
ESOTERIC DAコンバーター  《 D-05 》
ESOTERIC プリアンプ  《 C-03 》
ESOTERIC パワーアンプ  《 A-100 》
ESOTERIC フォノプリアンプ 《 E-03》
VPI  プレーヤー 《Classic Turntable》
van den Hul カートリッジ   《 MC-10S》


         当店試聴室にて     終了いたしました。

スナップ1
 

スナップ2

*avantgarde    *ESOTERIC

Accuphase アキュフェーズ フラグシッププリアンプ C-3800発表

フラグシッププリアンプ C-3800

メーカー希望価格 1,700,000円 税別  1,870,000円 税込み

2010/7上旬 発売予定 ご予約受付中!

アキュフェーズ40周年記念モデル
フラグシッププリアンプC-3800

本日早速、御予約を頂きましたが、
製品はやはり7月になってしまうようです。

カタログだけは今回は早めに入荷しております。

画期的な「Balanced AAVA方式ボリューム・コントロール」

定評のあるAAVAボリューム説明 1    説明 2   説明 3      AAVAボリューム動作原理


左右独立の「V 電圧-I 電流 変換アンプ」に供給する
電源平滑コンデンサー群

NEWSです。

人気のC-3800用に開発された専用電源ケーブル
APL-1  税別標準価格¥20,000
が単品アクセサリーとして発売されることになりました。

こちらのほうも、是非お試しください!

比較:C-2810 当店記事

 

2010/8/17 追記

C-3800 はお蔭様で御予約を含め
複数台ご注文を承りまして、有難う御座いました。

 

C-3800の発売効果で
元のフラグシップ機種 C-2810  (当店ではまだC-2810がリファレンスですが・・)
にも人気が再び盛り上がり、C-2810の新品、下取り品2台なども含め、6~7月は
C-3800だけではなく高級プリアンプが相当数動きました。

 

2010/10/31()

フラグシッププリアンプ C-3800 ほか
Accuphase 新ラインナップ 試聴会 決定いたしました!

 

2011/3/29 追記

C-3800は約10ヶ月間で、7台くらいご購入いただいておりますが、
フラグシップ・クラスの単一機種でこれほど売れたモデルは、過去の当店実績にも無いのではないでしょうか

(メーカーが最終的にカウントしてくれたところに寄りますと15機 程度販売させていただいたそうです。)

他県のお店でもやはり実績が出ているようですので、
全国レベルでは大変なヒットモデルになっているのではないでしょうか

 

Accuphase アキュフェーズ 新製品 DP-510 発売!

アキュフェーズが自社開発したCDドライブメカを初搭載したDP-500 発売から4年あまり2010年6月、後継モデル 
DP-510 の登場です。


ご予約受付しております。

DP-510

外部振動を受けにくい高剛性設計をさらに徹底させています。

自身の回転による振動はもちろん、外部の僅かな振動も受けにくくしました。

基本となるメカ・ベースは、剛性の高いもの同士を重ね合わせた強固なフレーム構造で一体化しました。


重量級「CDドライヴ本体」とは対照的に、ディスクを回転させるモーターやピットを読み取り微弱な電気信号に変換するピックアップなどの光学系のマウント部分である「トラバース・メカニズム」は積極的に軽量化を図って材質や形状を厳選したシリコン系ダンパーによりドライヴ本体からフロートされ理想的に分離されています。

ディスクのマグネット・チャッキング機構を含む大型のブリッジカバーは更にマウント数を含め強化されて強固な一体構造体を形成しています。

ボトム・プレートは鉄板と鉄板の間に樹脂シートを挟んだ三重構造となり、鋳鉄製の大型重量級脚部4個で限りなく低重心設計を実現しています。


上記の更なる高剛性設計、低重心設計以外の
DP-500 との主な相違点


DAコンバータが4パラレルから6パラレルへ
グレードアップ




背面パネルにバランス出力の位相切替スイッチを装備

デジタル入力端子のCOAXIALは192kHz/24bitまで対応。(OPTICALは96kHz/24bit) 



寸法:(W)465x(H)151x(D)393mm
重量:17.8kg
消費電力:18W  

アキュフェーズ 「DP-510」 430,000円 税別


新製品資料より

*アキュフェーズ2009~   アキュフェーズ~2008   Accuphase
Accuphase 2009~記事   アキュフェーズ総合カタログ   スナップ

Accuphase アキュフェーズ 新製品 E-560 発売!

フラグシップ・インテグレーテッドアンプ
E-560
 
プリメインのリファレンス機だったE-550をフルモデルチェンジ。
最新AAVAボリューム
により本来物理的容積を必要とするAAVAボリューム説明1   説明2  説明3の実装密度が格段に上がりました。

パワーアンプ部には、
 

プリメインながら最新の「インスツルメンテーション・アンプ」を採用
 

入力端子からパワーアンプ段までの信号経路をフルバランス伝送化することで、
機器内で発生する雑音を除去する能力や低ひずみ率などの諸特性に優れている。

そのほかの特徴としても周囲の環境変化(温度や放熱などの対流変化)に非常に強く、パワーアンプとしての安定度・信頼性が飛躍的に向上しています。

パワートランジスタは音質・信頼性に定評のある「パワーMOS FET」を採用。
チャンネル当たり3パラレル・プッシュプル純A級動作で駆動しています。1Ωの超低インピーダンス負荷に於いて150W/chの余裕のあるパワーを達成。

最新AAVAボリューム

世界でもトップクラスの性能を誇る日本の部品メーカーで、オーディオ専用集積トランジスタをも製造しているメーカーの新型部品を使用することで、セパレートアンプのAAVAボリューム説明1   説明2  説明3と同等性能を比較的小さな物理的容積で実現できたということです。

 

A-65と同じ不帰還回路を持ち、
徹底して電源インピーダンスを低く抑えるのに成功しています。

(アキュフェーズお馴染みのカレント・フィードバック増幅器ではありますが、実は機器ごとに少しずつ変えてあります。
E-560 はオーバーオールの始点が「スピーカーリレーの直前」という点がA-65と同じ手法にしてあるようです。
A-35はまた少し違っていて、電源の低インピーダンス化、ダンピング・ファクターにも微妙に影響があるようです。)

新製品資料より

 

SOUL NOTE ソウルノート試聴会

6月14日(
イベントは終了いたしましたが

sa1.0、 sa2.0、 ma1.0、 sc1.0、 cd1.0、 sm1.0、 dc1.0 は常時御試聴いただけます。

イベント以来大人気で売れている ss1.0 もまだまだ集中試聴しております。

SOUL NOTE ソウルノート試聴会を行ないます。   
開発設計者 鈴木 哲氏来店

プレゼンテーション・講演  
時間  PM 1:00 ~2:30      その他の時間 フリータイム試聴

奮ってご参加ください

試聴会スナップ 1・2・3

熱気でいっぱいの会場

多数ご参加いただきまして有難う御座います。

満員御礼

久々のご来店 鈴木 哲氏 お疲れ様でした。



録音現場の詳しさ、オーディオ哲学にまた更に磨きのかかった鈴木氏



飛行機は×むりー 
新幹線(700系以外)でぎりぎり・・長距離高速移動は苦手な鈴木さん 

遠くまで有難うございました。

(終了後はいやいやJR広島駅へ・・ to東京)



NEW   Monitor Speaker ss1.0   標準価格(税込1pair)  420,000円受注生産品
現在、常時展示中です!(写真内の小型モニター) 人気集中!人気爆発中!

最近は店でSOUL NOTEの魅力をお伝えするのに、
当スタッフも少し方向性を見失っていたようにも感じて反省しておりますが、今回鈴木さんがチューニングされる姿や、鳴らされる音、久々にお話をする機会を得てSOUL NOTEが持っている魅力やソースに対するアプローチが改めてはっきりしてきたように思います。

鈴木さん曰く、SOUL NOTEの
アンプ、CDプレーヤーなどはハイエンド高級品のようなシャーシではなく
手で叩いたら「ぺらぺら」だとよく色々なところで質問をうけるそうですが・・
SOUL NOTEの底板の1.2mmアルミは1.6mmでも1.0mmでもだめだそうで、
音質上の必然から採用されているとのこと、1ポイント・フット・インシュレーターにしても1mm単位の試聴で足の位置が決められているそうです。

ほかにもよく地域専門店が差別化するためCDプレーヤーなどのクロックを改造して他社のものを後付されたりするケースがあり、特にSOUL NOTEさんはターゲットにされることが多いようですが、
後付けによる回路パターン変化による電気的、音質的な問題点、純粋な音質面の評価、お客様の低予算でちょっとだけ変えてみたいという好奇心ニーズ、メリット、デメリットなどについても意見を交わしました。

大変有意義でした。 

一言でいうなら
鈴木さんの答えは「当社はベストなものを採用しています。」
 自信に満ちていて判りやすいです。
 


いちばん最近お取引させていただいた
アンプメーカーに「株式会社デジタルドメイン」さんがあります。

デジタルドメインさんのフラグシップ機に
全段SIトランジスタを使用したB-1a があるのですが、

このアンプの技術紹介記事(MJ 無線と実験)のなかに面白いところを見つけました。
MJ に掲載されていますので、読まれた方もいらっしゃると思います。

デジタルドメインB-1a の
「出力段用電源回路にショットキーバリアダイオードのブリッジ8個をケミコンに接続」
というところで、
実際には電気回路 容量上、8個も必要はないのですが、
「半導体の接合容量を利用した音質チューニングの裏技」
となっていて
試聴を繰り返してダイオードの品種や個数が吟味されているそうです。

アキュフェーズがよく用いるリレー、ホール素子などを複数並列に使用して電気的にインピーダンスを下げるという手法とは違って、音質のチューニング目的だけに部品を複数個 積極的に使用する ということです。
(なぜ音が変わるかは・・負荷容量とか迷走電流のアースまでのルートなどが考えられます。)

まあ考えてみれば、裏技というより製品造りとして当たり前といえば、当たり前かもしれませんが・・

筆者自身の経験でも
スピーカーネットワークを改造した折、
バイポーラC(コンデンサー)で、同じ3μFでも1個の3μFのと例えば1μF×3個で並列に使用した3μF(もちろん耐圧も変わりますが・・)で音質を比較して天と地ほど違った経験をしているので裏技手法というのもよく判る気がします。

(少し意味合いが違うかもしれませんがドイツのアインシュタインのアンプの平滑コンデンサーも音色チューニングとして、ハイスピードに仕上げるため大きなCを少なくではなく、多数のケミコンに分散して使用していました。)


関連した経験で私自身いちばん不可解だと思ったのは、

一般的に使用するコンデンサーは容量誤差がK値ですので±10%あるのですが、
たとえば3μFのCだと±0.3μFは誤差があるのにもかかわらず
0.047μFのCを追加しただけで音が激変したことです。

ネットワークの Cの容量定数を決めようとしている時に、これには参りました。
まず、何故こんな小さな容量のCが音を変えるのか、自分自身をどう納得させるか、最終的に定数をいくつにするか頭を抱えました。

(コンデンサーはメーカーとか種類で音が変わらないように、ドイツ・レダーシュタイン社製メタライズドフィルムの角型ポリプロピレンとチューブラ型だけに絞ってテストしたと記憶してますが・・)


もっぱら最近では±2%とかの高精度Cも、B&Wあたりでは使用されていますが、それでも±0.06μF誤差があります。
(注:3μFと仮定したとしての誤差・・説明の便宜上の容量で、実際回路にはあまり使われません)


もともとMARNTZ pro、PHILIPS時代に、
音を決めるために、
会社に寝袋を常備していて、
集中すると深夜まで試作部屋にこもって、
1個のネジまで部品選定をされていたとの武勇伝をお持ちの鈴木さんがおっしゃたことも、
多分そういった細かいことも含まれているのですね。