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EAR Dacute 発売記念 ヨシノトレーディング試聴会のご案内

EAR Dacute 発売記念・試聴会をいたします。
アナログも楽しみです。

日時 2月23日(土) 特別講演 PM2:00~4:00  盛況のうちに終了いたしました。
案内役  ヨシノトレーディング 壁谷氏 

試聴機器
EAR Dacute
EAR V12
EAR 868PL
EAR Acute 3
Nottingham Spacedeck
Clearaudio Smart Matrix Pro
Diapason Astera

奮ってご参加ください。       

new EAR DACute

前回の試聴会記事   

後書き

盛況のうちに終了いたしました。

大勢のご来店有り難う御座いました。

講演時間を設けたため、

筆者自身は少ししか参加出来なかったのですが、

壁谷さんのパーソナリティもあって、異常に盛り上がっていましたね。

沸きかえっていました。

特にアナログ演奏は、評判がよかったです。

プレーヤーが前述のNottingham Spacedeck

カートリッジも
ClearaudioのStradivari V2(ストラディヴァリ)¥450,000税別
というゴージャス版でしたので、良い音がしないとおかしいのですが・・

それにしても、このカートリッジStradivari V2の外観的特長として
剥き出しのカンチレバーが異様に細くて長いので、
針カバーを装着するだけでも、金額も相まってびびります。
(酔っぱらってLPに針を降ろすなんて、以ての外ですね 笑)

 

新製品EAR DACuteも非常によかったと思います。

有り難う御座いました。

スナップ

 

次の週3/2、3日はESOTERIC
スーパーオーディオCDトランスポート   P-02 デュアル・モノDAコンバーター   D-02  の試聴会を予定しております。
ご興味お有りの方は、どうぞ是非ご参加ください。


アナログ
オーディオ・サイト

2012 秋 ヘッドホーン祭り

ヘッドホーン祭り 開催

話題の30機種ヘッド・ホーン/インナー・ホーンが一堂に、並ぶ!聴ける!キャンペーン価格で買える!

期間:10/13(土)~21(日) 集中して9日間! 盛況のうちに終了いたしました。 有難う御座いました。  
 
エントリー機種
SENNHEISER HD700 IE80 
SHURE SRH-1840 SE215 
AKG  Q-701 K-3003 
STAX SRS-4170 SRS-2170 
ソニー MDR-Z1000 new MDR-1R 
AUDIO TECHNICA  ATH-W5000  AT-HA5000 
beats by dr.dre BT IN TOUR  その他、多数

 

 10/13
ヘッドホーン祭り 始まりました。

前日から既に盛り上がってきています!
 

スナップ

準備がほぼ完了しました。



staxをテストされている彼は、真空管とアナログプレーヤーを愛する
オーディオ好きな常連さんで、ベルギーの写真家の方です。

サイクリングの途中、偶然持参されていたleicaを手に・・試聴。

(首に掛けられていたleicaに手を添えてもらったのは、筆者がお願いした・・やらせスナップです。笑)

普段は古都などをモチーフにモノクロ写真を専門に撮っておられる彼ですが、

お願いして、

ソニーの超リーズナブル・デジカメ(一週間まえのSONY展示会のセール品・・汗)でスナップを撮って貰いました。

不慣れな、(初めてのデジカメ?)による彼の作品です。
彼のキャリアに傷がつかないことを祈りつつ・・

作品:ヘッドホーン祭り

  

  


10/14

初日でヘッドホーン・コーナーも盛り上がっていまして
STAXSENNHEISER HD800などの高額なものも多くご注文がありました。

スタート好調です。

リーズナブルな商品も、良いものが沢山ありますので宜しくお願い致します!


皆さん最初は情報なしで、次から次へと聴いていただくのですが、

比較して直ぐに「これが一番気に入った!」といって高額製品を引き当てられるようです。
 
A-B比較試聴すると、どんどん高額の製品に行き着いてしまいますよね

ヘッドホーンは特に音が分かり安いのでしょうね

なかでもAKG K-3003 は、音質にびっくり、そのあと価格にもびっくり(やや納得)されます。


10/21
イベントは終了いたしました。 

STAXは数多くお求め頂きました。

SHURE、ソニー、audio technica AT-HA5000なども人気でした。


SENNHEISERHD700までしかご用意して無かったのですが、

「せっかく注文するなら」とやはり評判の HD800は多かったです。

沢山のご来場、有り難う御座いました。
 

2012 秋 アキュフェーズ 新製品 E-260 発表

E-250をフルモデル・チェンジした
new プリメイン E-260

上位機種の「E-560/E-460/E-360」と同じ仕様の「AAVAボリューム」「ヘッドホーン出力」「位相切り替え」「EXT PRE 機能」を搭載し、エントリーモデルながら抜群のCP(コスト・パフォーマンス)を誇ります。

しかも音質は、ピントが合って、非常にまとまっていて、アキュフェーズ初めて・・という方にも魅力十分!過不足が無いです。  価格は319,000円 (税別 290,000円) となりました。





以下 アキュフェーズ新製品資料より

アキュフェーズの E-200 シリーズは、インテグレーテッド・アンプの中心的な存在として 
国内はもとより海外でも圧倒的な人気と信頼を得て、その技術の蓄積が E-210、E-211、 
E-212、E-213、E-250 と受け継がれてきました。

新製品 E-260 は、E-250 から大幅に改良 してフルモデル・チェンジ、これまで培った高度な設計テクノロジーを結集し、上位機種 E-560、E-460、E-360 と同じ『AAVA 方式ボリューム・コントロール』を搭載、音楽の持 つ個性や優れた潜在能力を引き出す高級インテグレーテッド・アンプとして誕生しました。 

 『AAVA』は、ボリューム(音量調整機能)の概念を根本から変えた革新的技術で、純粋 なアナログ回路による、高性能・高音質ボリューム・コントロール方式です。
現在、プリア ンプの最高峰 C-3800 をはじめ、プリアンプ及びプリメインアンプの心臓部に『AAVA』を 搭載して高い評価を頂いております。 

 『AAVA』は、増幅部と音量調整器を一体化、信号経路に可変抵抗器を使用しないため、よりシンプルで純度の高い増幅が可能です。



これにより、

①圧倒的な高 SN 比

②超低ひずみ率

③音量調整による、周波数特性の変化や音質変化がほとんどない

④左右の音量誤差(連動誤差)が極小

⑤左右のクロストークが極小、

などこれら多くの利点と同時に信号の高音質伝送を実現しています。

さらに重要なことは、AAVA が信頼性の高い半導体部 品類で構成されていますから、機械的消耗がなく、その性能・音質を長期に亘って維持できることです。

そして、通常のアンプのように、パネル面のノブの位置を検出して音量を決定 しますので従来と同一感覚で操作できます。

さらに E-260 は、音量レベルをパネル中央デ ィスプレイ部に数値で表示できる機能を搭載し、数値を確認して常にお好みの音量で音楽をお楽しみいただけます。

インテグレーテッド・アンプは、操作性が良くスペースファクターに優れていますが、アンプ全体の増幅度が大きいため、入力側で受ける僅かな干渉や妨害も大きく増幅され、音質劣化の原因となります。
本機は、回路的にプリアンプ部とパワーアンプ部が分離されており、 性能・音質ともセパレート・アンプに匹敵するグレードを実現、スイッチ一つで簡単にプリ部とパワー部を分離し、それぞれ独立して活用できる『EXT PRE 機能』をこのクラスでは初めて装備しています。

さらに本機の効果的な活用法として、パワーアンプを 1 台追加してバイアンブ方式へのアップグレードや 2 系統のスピーカー端子を装備していますのでバイワイヤリング接続などが可能です。 

パワーアンプ部の構成には、最新のインスツルメンテーション・アンプ(Instrumentation Amplifier)方式を採用して信号経路をバランス伝送化、カレント・フィードバック増幅回路を搭載して、電気的性能の更なる向上を図っています。
出力段は、大電力オーディオ用パワートランジスターを使用したパラレル・プッシュプル構成で、低負荷インピーダンスの駆動能力を大幅に向上させています。

これらの動作を支えるのが、大電力容量電源トランスと、大容量フィルター・コンデンサーによる強力電源部です。
これにより、115W/4Ω×2、90W/8Ω×2のハイクォリティなパワーと出力回路の見直しによりダンピングファクター200を実現して駆動力の向上を図りました。 


 プリアンプ部は専用の電源回路を装備し、パワーアンプ部との干渉を防止、外来誘導雑音を受けにくいバランス入力端子を装備、入・出力端子の金プレート化など、音質・性能を練り上げ、音の純度を徹底的に磨き上げました。

また、トーン・コントロール回路、コンペンセーターなどの音質調整機能、レコーダーへの入出力機能も備えています。そして、ロジック・リレーコントロールによる信号切り替え、位相切り替え、操作に便利なリモート・コマンダーなどを装備、パーツ一つ一つの吟味と試聴を繰り返し、インテグレーテッド・アンプとして更に完成度を高めました。

また、オプション関係の拡張性を高め、USB 端子(タイプB)付き『ディジタル入力ボード:DAC-30』を用意、PC にダウンロードした《音楽ライブラリー》を USBケーブルで接続して高音質な音楽再生を可能にします。

アナログ・レコードの再生には、オプションで『アナログ・ディスク入力ボード:AD-20』を増設することにより、ハイグレードなレコード再生が可能です。

 E-260 はアルミ素材のサイドパネルを使用して外装をグレードアップ、パネル面は、両サイドに入力セレクターと音量ボリュームを設け、中央に大型アナログメーターを配置、伝統的なシャンペン・ゴールドパネルと相俟って精緻で優美な雰囲気を醸し出しています。 

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AAVA ボリュームについて詳しく追記:

可変抵抗器での音量調整は、通常使用するボリューム位置でインピーダンスが増加しノイズが増えます。
AAVA は、必要な『V-I 変換アンプ』を切り替えて音量(アンプのゲイン)を変える方式ですから、インピーダンス変化などの影響を受けません。
このため、実用音量レベルでも VR を絞った分ノイズが減少し、高 SN 比を維持することができるほか、周波数特性も変わらないため音質変化もほとんどありません。 

AAVA は、重み付けされた 16 種類の『V-I 変換アンプ』を電流スイッチで切り替えて音量を可変します。
16 種類の『V-I 変換アンプ』は、『2 の 16 乗=65,536』段階の組み合わせが可能です。

実際の操作は、ボリューム・ノブを回して、CPU でそのノブ位置を検出します。
内部の動作は、ノブ位置に相当する音量になるように、電流スイッチを切り替えて AAVA のゲイン 
を選択します。
このため、≪ノブを回して音量を変える・・ボリューム操作感覚≫は今までと全く同じになり、従来通りのリモート・コマンダーによるコントロールも可能です。

可変抵抗器は、抵抗器のばらつきで回転角(音量)による左右レベルの連動誤差が問題となりますが、AAVA は電子回路で構成され、さらに高精度の抵抗器を使用することにより、微小レベルでも左右の音量差がほとんどありません。

また、各チャンネルを独立させることができるため、チャンネル間のクロストークもほとんど発生せず、最良のセパレーションを得ることができます。

左右の音量バランスやアッテネーターも AAVA で行いますから、バランスボリュームやアッテネーターなど余分な回路が不要になり、シンプルな構成で高性能と高音質を実現しています。

AAVA の雑音を左右する要素の 1 つに入力のバッファー・アンプがあります。ここに高性能アンプを 5 個並列接続することで低負荷駆動能力を向上させ、高 S/N 化を計っています。

E-260 ではこのクラスの新しい機能として、ボリューム・ノブを最大に回した状態(MAX)を基準(0dB)として最小(MIN)まで、音量レベル(AAVA の減衰度)を、パネル中央部のディスプレイ部に数値で表示します。

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さらに詳しくパワー部について

E-260 のパワーアンプ部に、最新の『インスツルメンテーション・アンプ(Instrumentation Amplifier)』構成を導入しています。この方式は、信号入力段を含めたパワーアンプ全体で、バランス・アンプを構成しており、入力端子から出力段までの信号経路をバランス伝送化しています。
このため、機器内で発生する雑音を除去する能力や低ひずみ率などの諸性能に優れているだけでなく、周囲の環境変化に非常に強く、パワーアンプとしての高い安定度・信頼性を実現しています。

インスツルメンテーション・アンプを構成するパワーアンプ部に、出力信号を電流で帰還するカレント・フィードバック増幅回路を採用しました。右図にその基本原理を示します。


初めに帰還側の入力端子のインピーダンスを下げて電流を検出します。
次に電流を I-V 変換器で『電流-電圧』変換し出力信号を作ります。帰還入力部分(図の電流加算部分)のインピーダンスが極めて低いので、位相回転が発生しにくく、その結果位相補償の必要は殆どありません。
このよう に、少量の NFB で諸特性を大幅に改善できるため、立ち上がり等の動特性に優れ、 
音質面でも自然なエネルギー応答を得ることができます。


この回路では、利得の大小による周波数特性の変化がほとんどありません。
右図に電流帰還増幅器の利得を変化させた場合の周波数特性を示します。
広い帯域にわたって一定の特性で、利得を増減しても周波数特性はほぼ同じ特性が得られています。

第1図が本機のパワーアンプ部のサーキット・ダイアグラムです。NPN パワートランジスター(Q11、Q13)、及び PNP パワートランジスター(Q12、Q14)をそれぞれパラレル接続した構成になっています。

 パワー・アンプに使用される半導体は、コレクター損失が大きく、高周波特性、耐破壊特性の良好な素子が選択されます。
本機にはさらに、電流増幅率リニアリティ、スイッチング等の諸特性に優れた、大電力オーディオ用パワートランジスターを採用しました。この素子をパラレル・プッシュプルで構成し、大型のヒートシンク上に取り付け、効率的な放熱処理をしています。このように十分な余裕度をもつ設計により、チャンネル当たり 115W/4Ω、105W/6Ω、90W/8Ωの大出力パワーアンプを実現しました。

 出力素子のパラレル接続は、単体による同一動作より、素子が受け持つ電流容量、出力インピーダンス、内部雑音を低くでき、また素子から発生する熱を分散させることができるので、負荷の変動に対して、非常に安定した動作が保証されます。
E-260 では大電力パワートランジスターを採用、さらに微小信号における、ひずみ率や SN 比が向上して、性能・音質向上にも大きく寄与しています。


アンプ回路や NFB 経路等の見直しにより、アンプの出力インピーダンスを更に小さくして、ダンピング・ファクター(DF)200 を実現、一層の音質向上に寄与しています。

ダンピング・ファクターは一般に、アンプの出力インピーダンス(Z)とスピーカー・インピー 
ダンス(R)の比(DF=R/Z)で表され、パワーアンプがスピーカーを駆動する場合に、その制動力を示す指標となります。
DF の数値が大きいほど、アンプがスピーカーをコントロールする能力が高く、低音に締まりが出てくるとされていますが、これはアンプの出力インピーダンスが小さいほど、スピーカーからの逆起電力を吸収して不要な振動を抑える役目をすることによります。 

また、アンプ自体の DF は変わりませんが、細いスピーカーケーブルを長く引き伸ばすと、ケーブルの持つインピーダンスが影響して駆動能力が悪化しますので、ケーブルの選択と長さにも十分注意が必要です。

多くの入・出力端子やファンクションなどの切り替えで信号経路を引き回すことは、音質の劣化につながります。
本機では、切り替えが必要なその場所にリレーを設置し、最短でストレートな信号経路を構成しました。これらのリレーを電子的にコントロールするのが、ロジック・リレーコントロール方式です。
これに使用するリレーには通信工業用の密閉形リレーを採用し、その接点は金貼り・クロスバーツイン方式で、低接触抵抗・高耐久性の極めて信頼性の高いものです。 

電源部は、全エネルギーの供給源であり、この部分に十分な余裕がないと音質のみならず、基本特性までもが脅かされます。
本機は、大電力容量の大型電源トランスを使用しました。 

また、フィルター用アルミ電解コンデンサーには、大容量 22,000μF のカスタム仕様品を 2個搭載しています。
このような大きな余裕度を誇る電源部により、力強い豊かな低音域の再生が可能となりました。

また小信号を扱うプリアンプ部にはトランス別巻線の専用電源回路を用いて、電源部を介したパワー部との干渉を防止しています。

同時に内部の構造・配置的にも、プリ/パワー部を分離、相互干渉のない良質な音質の維持を可能にしました。


プログラム・ソースの多様化に対応して、入力セレクター側で 7 系統(オプション 1 系統含む)、レコーダー1 系統を入力することができます。この内バランス(平衡)入力を、CD-BAL として 1 系統用意しています。

機器間の信号ケーブルから混入する妨害雑音に対処するため、本格的なバランス入力を設けました。バランス伝送の出力側は、同一振幅で位相が反転(180 度)した、ノン・インバート(+)とインバート(-)の信号を出力します。
入力側はこれを+入力、-入力で受けて差信号を取り出します。この時、ケーブルの中で発生するノイズ成分は、二つの入力に同相で入るため、入力アンプでキャンセルされ消滅します。
機器間を接続するケーブルが長くなるほど、外来雑音によって信号が妨害され音質に影響を与えます。
バランス接続によりこの妨害からフリーになり、良質な信号伝送が可能になります。

バランス入力は接続する機器によっては位相が逆の場合があります。このような場合、フロントパネル面の『PHASE ボタン』で位相を反転させることができます。本機能はバランス入力ポジションのみ位相の設定が可能です。

ヘッドフォーンでの鑑賞もリスニングの重要なファクターです。E-260 では、新しくヘッドフォーン専用のアンプを装備し音質に配慮しました。
スピーカー切替スイッチでスピーカーへの出力を切り、メインボリュームでヘッドフォーン出力を可変することができます。

出力電力をモニターするパワーメーターを装備しました。このメーターは対数圧縮型ですから、広いダイナミックレンジを一度に見ることができ、しかもピークを捕捉していますので、時々刻々変化する音楽信号を正確に監視することが可能です。

プリアンプ部とパワーアンプ部を分離し、それぞれ独立アンプとして使用するための切替用『EXT PRE』ボタンとプリアンプ出力/パワーアンプ入力端子を備えています。
この端子間にディジタル・ヴォイシング・イコライザーDG-48 を接続して、音場補正をした演奏が楽しめます。また、別系統のプリアンプや AV アンプを組み合わせてステレオ演奏を楽しむ、あるいはパワーアンプを追加してバイアンプ接続するなど、いろいろな活用方法があります。 

太いスピーカー・ケーブルにも対応できる、スピーカー端子を 2 系統装備、スピーカーA/Bの 2 系統を切り替えて使用することができます。
端子の素材は、真鍮無垢材の削り出し、さらにケーブルの端末処理がきれいで接続がスムースにできる、『Y ラグ』や『バナナ・プラグ』の挿入が可能となっています。 

E-260 には、ディジタル入力ボード DAC-30、アナログ・ディスク入力ボード AD-20、ライン入力ボード LINE-10 の 3 種類のオプション・ボードが用意されています。
オプションを簡単に挿入できるスロットをリアパネルに装備していますので、空いているスロットに、任意のボードを1枚増設することができます。
オプション・ボードを増設すると、ディジタル入力での演奏やアナログ・レコードの高品位再生が可能となります。 


DAC-30 は、最新の高音質・高精度『MDS++方式 D/A コンバーター』を搭載したオプションのディジタル入力ボードです。

E-260 のオプション・スロットへ増設すると、ディジタル信号を直接入力することができ、ハイグレードなサウンドを可能にします。

入力端子は、USB(タイプ B)、COAXIAL(同軸)、OPTICAL(光ファイバー)の 3 種類を装備し、サンプリング周波数は、COAXIAL:192kHz/24bit 、USB と OPTICAL: 96kHz/24bit までの高品位音源に対応します。
この中で USB 端子は、PC にダウンロードした《音楽ライブラリー》を USB ケーブルで接続して、高音質な音楽再生が可能です。

入力セレクターで『OPTION』を選択すると、同時に複数の入力信号がある場合には、 COAXIAL → OPTICAL → USB の優先順位で自動ロックします。

複数入力信号の選択方法は、再生しない信号のケーブルを外すか、その機器の電源を切ってください。

バイアンプ方式は、LOW(低域)側と HIGH(中高域)側のスピーカー・ユニットを別々のアンプで駆動し、高音質の演奏を楽しむ接続方式です。本機のプリアンプ出力端子には、常時プリアンプの信号を出力していますので、パワーアンプを一台追加すると、バイアンプ接続へ簡単にアップグレードすることができます。また、アキュフェーズのパワーアンプの利得は、全て統一されて(28dB)いますからバイアンプ接続に便利です。
(プリメインとセパレート・パワー・アンプと併用しても、問題無くゲイン差が起こりません。)

*アキュフェーズ2009~   アキュフェーズ~2008   Accuphase
Accuphase 2009~記事   アキュフェーズ総合カタログ   スナップ

2012 秋 アキュフェーズ 新製品 C-2420 発表

new プリアンプ  C-2420 発表

11月末発売  メーカー希望価格 748,000円 税別680,000円

10/23に製品が来ますので、改めてご紹介したいと思います。


プリアンプ C-2420

上位機種C-2820の特徴、パフォーマンスをそのままに コストダウン!

PRE出力の表示メーターが前面にはっきり表示されますが、音楽に集中したい方は2段階で無表示にも出来ます。

その後、リモコンもしくはボリュームで音量を可変したときにだけ、数秒表示されて、また無点灯に戻ります。



以下 アキュフェーズ新製品資料より

今回ご案内いたします新製品 『プレシジョン・ステレオ・コントロールセンターC-2420』は、
アキュフェーズの研ぎ澄まされた感性と C-3800 および C-2820 で開発された技術を導入することにより、 
C-2420 全回路の完成度を高めてフルモデル・チェンジしました。

先進技術の導入により、フラッグシップに迫る性能と音質を目指した自信作で、プリアンプの新時代を築き上げてまいります。 

 2002 年に発売したプリアンプ C-2800 は、アナログ・プリアンプの概念を根本から変えた 
革新的技術:『AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)』を初めて搭載、それ以後アキュフェーズは、AAVA 技術を常に進化させ磨き上げてまいりました。AAVA は、あくまで純粋なアナログ処理によるボリューム・コントロールです。

従来の可変抵抗器を追放することにより、
①圧倒的な高 SN 比 ②超低ひずみ率 ③音量調整による周波数特性の変化や音質変化が少ない ④左右の音量誤差(連動誤差)が極小 ⑤左右のクロストークが 極小 などボリューム・コントロールの性能・音質上の諸問題を解決し、今までのボリューム概念を一変させました。



さらに重要なことは、AAVA が信頼性の高い半導体部品類で構成されているため、機械的摩耗がなく、その性能・音質を長期に亘って維持できることです。
そして、パネル面のボリューム・ノブを回して(音量ボリューム値)その位置を検出しますので、通常のアンプと同一感覚で操作できます。

今回 C-2420 ではボリューム・ノブに直結した音量検出機構に C-2820 と同じアルミブロックから切削加工した高剛性・高精度の《ボリュームセンサー》を搭載し、操作フィーリングや精度の大幅な向上を図りました。 


 C-2420 はトランス、フィルター・コンデンサーなど電源部を左右独立構成、さらにライン入力、バランス出力、AAVA などの回路を構成しているユニット・アンプ群を左右チャンネルに分けてマザーボード上に配置、しっかりと固定しました。



このモノ・コンストラクションにより、チャンネル間の電気的・物理的干渉を防止しています。

本機の大部分は《ボリュームと一体化したラインアンプ》が占めていますが、プリアンプとして多くの機能を搭載、高音質設計のトーンコントロールを初めコンペンセーターやサブソニック・フィルター 
などの音質調整機能、レコーダー機能も備えています。



入・出力端子に直結し最短距離で信号切り替えができるロジック・リレーコントロール、接続を変えることなく簡単に他のプリアンプを活用することができる『EXT PRE』機能、外装にアルミ押し出し材を使用したリモート・コマンダーも付属しています。 

さらに、別売フォノイコライザー・ユニット AD-2820 をフルに活用できる機能スイッチ をサブパネル内に装備し、リアパネル側のオプション・スロットに挿入することにより、 
MC/MM あらゆるカートリッジに対応したアナログ・レコードの再生が可能となります。 


 本機のデザインは、左右に入力セレクターと音量ボリューム・ノブを設け、ファンクションのほとんどをヒンジド・パネルに収納、ゴールド調のパネルフェースを基調にしています。 

またサイドパネル面は本木目で仕上げ、優美で暖かい雰囲気を醸し出しています。

アナログ高級プリアンプとして、全素材・パーツを極限まで吟味、高音質再生を追求した C-2420 は、いきいきと潤いに満ちた深い表現力で音楽感動を伝えてくれるものと確信しています。 

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プリアンプの主な機能は入力の選択と音量調節です。この中で音量調整機能は性能と音質を左右する最も重要な部分です。
一般的に音量調節は可変抵抗器を使用して、その機械的回転と接触により抵抗値を変化させて音の大きさを調節しますが、本機に搭載している 『AAVA(Accuphase Analog Vari-gain Amplifier)』は、アキュフェーズの特許技術で全 く新しい概念のボリューム・コントロール方式です。
音楽信号が可変抵抗器を通らないため、インピーダンス変化の影響を受けません。
これにより、高 SN 比、低ひずみ率で、音質変化もほとんどなく音量を変えることができます。

AAVA は、入力した音楽信号を《V-I(電圧-電流)変換アンプ》で、《1/2、1/22、・・、1/215、1/216》の『16 種類の重み付けされた電流』に変換します。
16 種類の電流は、それぞれ 16 個の電流スイッチによって ON/OFF、その組み合わせで音量が決まります。
切換制御は、心臓部である CPU(マイクロ・プロセッサー)によってコントロールされます。
これらの電流の合成が、音楽信号の大きさを変える音量調整回路となります。

さらに終段で、合成電流を《I-V(電流-電圧)変換器》によって電圧に戻します。
このように、内部は電流モードで動作しますので、電流スイッチの ON 抵抗による影響をほとんど受けません。

16 種類の電流に変換する《V-I 変換アンプ》は、増幅度の高い 1/2 と 1/22のアンプはそれぞれパラレル構成で、合計 18 個としています。
これにより非常に低雑音の電流源を作り出すことができ、一層の高 S/N 化を図っています。 

AAVA は、増幅器とボリューム調整とが一体化した新しい概念の電子回路で、音楽信号にとって大変シンプルな構成になっています。
このため、性能や音質の経年変化による劣化が少なく、長期に亘って高信頼性を保持します。 

AAVA は、音楽信号を『電圧→電流』に変換、電流をスイッチで切り替えてゲインをコントロール、再び『電流→電圧』に変換する純粋なアナログ処理です。
電流スイッチの切り替えは、CPU(マイクロ・プロセッサー)でタイミングや組み合わせを精密に行います。

可変抵抗器での音量調整は、通常使用するボリューム位置でインピーダンスが増加しノイズが増えます。



AAVA は、必要な『V-I 変換アンプ』を切り替えて音量(アンプのゲイン)を変える方式ですから、インピーダンス変化などの影響を受けません。
このため、実用音量レベルでもボリュームを絞った分ノイズが減少し、高 SN 比を維持することができるほか、周波数特性も変わらないため音質変化もほとんどありません。 
AAVA は、重み付けされた 16 種類の『V-I 変換アンプ』を電流スイッチで切り替えて音量を可変します。
16 種類の『V-I 変換アンプ』は、『2 の 16 乗=65,536』段階の組み合わせが可能です。

 
実際の操作は、ボリューム・ノブを回して、CPU でそのノブ位置を検出します。内部の動作は、ノブ位置に相当する音量になるように、電流スイッチを切り替えて AAVA のゲインを選択します。
このため、≪ノブを回して音量を変える・・ボリューム操作感覚≫は今までと全く同じになり、従来通りのリモート・コマンダーによるコントロールも可能です。

パネル面のボリューム・ノブを回して音量レベルのポジションを検出、この信号が CPUに伝達され、ノブ位置に相当する音量になるように CPU がコントロールして電流スイッチを切り替え、AAVA のゲインを選択します。
この自社開発による『ボリュームセンサー機構』は、アルミブロックから削り出して超精密かつ重量級に仕上げ、ノブ回転時の質感・フィーリングを極め、より緻密な位置検出と滑らかで重厚な操作フィーリングを実現しています。
また、内部はモーターによる電動機構を設け、リモート・コントロールが可能です。

可変抵抗器は、抵抗器のばらつきで回転角(音量)による左右レベルの連動誤差が問題となりますが、AAVA は電子回路で構成され、さらに高精度の抵抗器を使用することにより、 微小レベルでも左右の音量差がほとんどありません。また、各チャンネルを独立させることができるため、チャンネル間のクロストークもほとんど発生せず、最良のセパレーションを得ることができます。

左右の音量バランスやアッテネーターも AAVA で行いますから、バランスボリュームやアッテネーターなど余分な回路が不要になり、シンプルな構成で高性能と高音質を実現しています。

AAVA は、入力から出力までのプリアンプ全体の増幅度(ゲイン)をボリューム・ノブの回転により、正確に変化させることができ、その数値(dB)をパネル中央部のディスプレイ部に表示します。

多くの入・出力端子やファンクションなどの切り替えで信号経路を引き回すことは、音質の劣化につながります。本機では、切り替えが必要なその場所にリレーを設置し、最短でストレートな信号経路を構成しています。
これらのリレーを電子的にコントロールするのが、ロジック・リレーコントロール方式です。
これに使用するリレーには通信工業用の密閉形リレーを採用し、その接点は金貼り・クロスバーツイン方式で、低接点抵抗・高耐久性の極めて質の高いものです。

C-2420 内部では入力信号と出力信号は同相ですが、接続する入力や出力機器によっては 位相を逆にしたいことがあります。
このような場合、フロントパネル面の『PHASE ボタン』で位相を変えることができ、さらに入力セレクター、レコーダーなど全ての入力ポジションに対応し、入力端子毎に位相の設定が可能です。『INV』LED の《点灯(逆相)/消灯(正相)》で確認できます。
特にバランス接続の場合、入・出力の接続コネクターの極性に合わせて簡単に設定することができます。

当社のプリアンプの標準利得は 18dB ですが、本機は全体の利得を《12dB、18dB、24dB》 の 3 種類から選択することができます。
フロントパネルに切替スイッチを用意していますから、スピーカーの能率等を含めて再生系のトータル・ゲインを整え、ユーザーのニーズに合わせた最適なゲインを選択してお使いいただけます。

本機の主なアンプ回路は、入力バッファー、AAVA、バランス出力、ヘッドフォーンアンプなどの左右合計 6 ユニット・アンプ群で構成されています。
各ユニット・アンプは、ガラス基材のマザーボード上に、左右完全に独立構成で配置しました。
これらのユニット・アンプは、相互干渉しないようにスチールと 8mm 厚の硬質アルミによるフレーム構造によりしっかり保持され、電気的干渉、物理的振動を抑制しています。

電源部にも贅を尽くしました。
電源回路はエネルギー源と同時に、ここから供給される負荷電流も音質に大きな影響を与え、電源の質も非常に重要になります。
本機は、フィルター用アルミ電解コンデンサーには、10,000μF の大容量・高音質タイプを 4 個搭載、電源トランスともに左右を独立させたモノ・コンストラクションで余裕ある強力な電源部を構成しています。
同時に内部の構造・配置的にも左右チャンネルを分離、更に全ユニット・アンプに広帯域低インピーダンス電源を搭載し、アンプ間の相互干渉を徹底的に防止し、電気的特性や音質の向上を可能にしました。 


プログラム・ソースのエネルギーバランスは千差万別であり、スピーカー・システム、リスニング・ルームによっても大きくバランスが変わりますが、いつも自分の好みのエネルギー・バランスに整えて鑑賞したいものです。 
本機は、本格的なグラフィック・イコライザーに使用される加算型アクティブ・フィルター方式 のトーン・コントロールを搭載しました。 



この原理は右図の通りで、本来のフラット信号はストレートに通過し、必要に応じて F1、F2 で特性を作り、フラットな信号から増減させる方式で音質的に大変優れています。さらに低インピーダンス化し、低雑音化を図りました。

ヘッドフォーンもリスニングの重要なファクターです。
本機は、パワートランジスタを終段に使用した、本格的なヘッドフォーン専用のアンプを設け音質に配慮し、ボリュームでヘッドフォーン出力を可変することができます。また、ヘッドフォーンの感度にあわせて、ヘッドフォーン出力レベルを 2 段階(HIGH:基準に対して +10dB)に切り替えるスイッチ 
を装備、ボリュームの使用位置を使い易くしています。 
 

レコーダーを接続し、録音・再生ができるように『レコーダー・ボタン』、『モノ/ステレオ切り替えボタン』、表示の消灯ができる『ディスプレイ ON/OFF ボタン』を装備しています。 
 

音質調整機能として、小音量時の量感不足を補うため、低音の量感を増す『コンペンセーター』
を装備しました。 
 

さらに、音質を劣化させずに有害な超低域ノイズをカ ッ ト す る 、
本 格 的 な10Hz(-18dB/octave)の特性を持つサブソニック・フィルターを設けました。
アナログ・ディスクにソリがある場合には有効な機能です。 
 

OUTPUTS スイッチで『EXT PRE』ポジションに切り替えて、接続ケーブルを変えることなく、他のプリアンプなどを活用することができます。
例えばホームシアターなどの場合、外部プロセッサーのフロント L/R の出力を接続しておけば、本機をパスして直接パワーアンプに入力することが可能です。 

プログラムソースの多様化に備えて、多くの入・出力端子を装備しました。入力は RCAフォノジャックが 8 系統(CD、TUNER、LINE 3 系統、レコーダー、そしてオプションの アナログ・ディスク 2 系統)、それにバランス入力が CD およびラインの計 2 系統と豊富です。出力は、RCA ラインとバランスをそれぞれ 2 系統とレコーダーの合計 5 系統を備えています。 

正面パネルは、アキュフェーズの伝統であるシャンペンゴールド色のアルミにヘアラインを施し、サイドパネル面は、上品な本木目仕上げとしました。精緻で優美な雰囲気を醸し出し、リスニングルームの雰囲気を一段と引き立てます。

C-2420 は、CD などのライン専用構成です。
貴重なアナログ・レコードの再生には、C-2820と共通に使用できる、フォノイコライザー・ユニット AD-2820 をリアパネル側に増設することにより、レコード再生が可能となります。

AD-2820 は、プリント基板に《ガラス布フッ素樹脂基材》を採用し、頑丈なアルミケースに収納、外部からの影響を極小に押さえています。
入力端子と増幅回路を最短距離で接続し、極限の SN 比を実現しています。本体との接続は信頼性の高い DIN 規格のコネクターを採用しています。

右図がサーキット・ダイアグラムで、内部回路がバランス構成になっているのが大きな特徴です。MC/MM それぞれのカートリッジにマッチした専用入力回路を備え、あらゆるカートリッジに対して最も優れた性能を発揮するように考慮されています。MM 入力時はカートリッジの高出力インピーダンスに整合させるため、低雑音のFET(Q1, Q2, Q3, Q4,Q5, Q6)で構成しました。



一方 MC 入力時は、微小信号を低インピーダンスで受けるため、低雑音バイポーラ・トランジスター(Q7~Q10)による差動入力回路を構成、NFB ループの低インピーダンス化を図ることにより、雑音の少ない再生を可能にしました。

 MC の入力インピーダンスは『10/30/100/300Ω』の 4 種類を選択可能で、MM は 47kΩ固定です。また、利得もカートリッジの出力に合わせて MC では『60dB、70dB』を、MMは『30dB、40dB』を選択できます。
これらファンクションの切り替えは、フロントパネル面で行います。従って、操作フィーリングはフォノイコライザーを内蔵したプリアンプと全く変りありません。 

 《C-290V/ C-290 で使用した AD-290V/ AD-290》や《C-2810/ C-2800/C-2410/C-2400で使用した AD-2810/ AD-2800》とも互換性があり、そのまま C-2420 に使用することができます。

 但し、MC 入力インピーダンス:300Ωポジションは、旧製品にはその機能がないため動作しません。さらに『AD ゲイン切り替え』はノブの表示と異なり、MC:『62dB、68dB』、MM:『30dB、36dB』となります。 

また AD-2820 は、C-2820/C-2810/C-2800/C-2410/C-2400/C-290V/C-290 にも使用することができます。

但し、C-2820 以外は MC 入力インピーダンス:300Ωポジションは、それら製品のパネル面にポジション表示がないため使用できません。
さらに『AD ゲイン切り替え』はノブの表示と異なり、MC:『60dB、70dB』、MM:『30dB、40dB』となります。

*アキュフェーズ2009~   アキュフェーズ~2008   Accuphase
Accuphase 2009~記事   アキュフェーズ総合カタログ   スナップ

Accuphase A-200、PS-1220試聴会盛況でした

9月に入って朝晩は少し涼しくなって来ました。
オーディオを楽しむのには良い季節の到来を感じます。

昨日、今日と開催をしました”Accuphase40周年記念モデル試聴会”ですが2日間とも大変盛況のうちに終了しました。
いつもながらアキュフェーズの試聴会は多くの皆様にご参加頂き賑わいます。
つい先ほどまで熱心に試聴されている方もおられました。

ご参加頂きました皆様有難うございました。


 

先日の写真から、ヴォイシングイコライザー「DG-48」(左下)と、クリーン電源「PS-1220」(奥)2個が追加されています。

写真は「A-200」に採用されているパーツを手に熱心に、そしてすごく丁寧に説明をして頂いた技術部の大貫氏です。

40周年記念モデル4機種から奏でられる音は、もちろん素晴らしいの一言ですが、クリーン電源「PS-1220」の効果に多くの方がビックリされていました。

下の写真は「PS-1220」のメーターですが、左は「A-200」を2台接続で右は1台のみの接続です。

    


 

ご覧のように「A-200」を2台接続するとメーターが1200VAまで振りきれてしまいます。
「A-200」恐るべし と言った感じです。

「A-200」をペアで使う場合は「PS-1220」もペア(2台)必要のようですね。

9日()まで聴けますので興味のある方はお問い合わせ下さい。

*アキュフェーズ2009~   アキュフェーズ~2008   Accuphase
*クリーン電源   アキュフェーズ総合カタログ   スナップ

2012年 9月のイベント予定 1 Accuphase40周年記念モデル試聴会

9月1日(土)、2日(   講演時間  PM2:00~3:30
イベントは終了いたしましたが、9/9までフリーでご試聴いただけます。

Accuphase40周年記念フル・ラインナップ・モデル試聴会

使用機材 
A-200C-3800DP-900DC-901PS-1220DG-48 ほかに C-2820 、A-65

奮ってご参加ください。    

A-200用に PS-1220を右、左それぞれ2台準備しております。

お楽しみにしてください。

9/1 PM2:00 講演始まりました。

PM2:30  第一回講演中!

只今
満席ですが、予備席もご用意しておりますので、まだ3~4人は入室いただけます。

PM3:00
いっぱいいっぱい満室です。

PM3:35~
一応第一回が終了しました。 3人様が引き続き試聴されていますが、
新規のお客様がどんどん増えて、また満席に・・ 引き続き、急遽講演が始まりました。

DG-48
の実践の使いこなしなどにもスポットがあたっています。

今までの記事でも何度かご紹介してまいりました当店のお馴染み様の猛者の方々も続々とご来店・・

日頃お忙しくご活躍の方々ばかり、これだけのメンバーの方が同時間にご参加いただき・・
スタッフ目線ではある意味、機材にも増して壮観です。

講演も延長されたりイレギュラーとなりましたが、熱気は本日のピークを迎えました。

やはりアキュフェーズ試聴会はなにかが起こります。

2日() も講演時間  PM2:00~3:30となっております。
奮ってご参加ください。 ほかの時間帯は自由試聴です。

 

9/2  PM2:00 
二日目の講演、満席で始まりました。 昨日とは違い皆さん比較的ゆっくり聴いていただいています。

PM3:30 
講演終了しました。

PM3:35~
終了前後から 自由試聴ご希望のお馴染み様が愛聴盤を持参でお見えになり
引き続き試聴が始まっています。

ゆったり聴いていただけたおかげで生粋のアキュフェーズファンのTさんには
ジンマンのマーラー5番、ヴァントのブルックナー8番を全楽章聴いて頂けました。

 

結果的に常連様も丁度うまく土、に分かれて来場いただき、
土曜のように混乱しなくて良かったです。

有難うございました。

2012年 7月のマークレビンソン& JBL試聴会

7月恒例になりましたMark Levinson & JBL 試聴会を行ないます。 

721日(土)、22日() AM10:00~PM8:00    盛況のうちに終了いたしました。
案内役:ハーマン・インター・ナショナル白根氏

試聴機器

SA-CDプレーヤー     Mark Levinson  NO512

プリアンプ              Mark Levinson    NO326S

ステレオパワーアンプ   Mark Levinson   NO532H

モノラルパワーアンプ  Mark Levinson   NO531H × 2台

スピーカーシステム             JBL       4365     S4700         

寺井 尚子!、上原 ひろみ!、クインシー!、バニー・マニロウ!

この手のJazzは
今日の試聴会のためにあるようなソフトですね。

細かい調整もなしで、演奏会さながらの音でばっちり鳴ります!

スナップ!

  土曜日は いつも熱いです!      お客様も!

難しいオーディオ機器ですと 二日目の日曜日の完成度からみると 初日の土曜日はイベントが始まっていても、日曜日の準備時間・・

となる事がありますが

マークレビンソン& JBLは 初日の土曜日から全開です!

 *MarkLevinson

 *JBL

JBLハーマンインターナショナル

 

アキュフェーズ40周年記念モデル A-200 7月発売!

昨年から噂されていた
 アキュフェーズ 40周年記念モデル パワーアンプがいよいよベールを脱ぎます。

new 純A級・モノラル・パワーアンプ A-200   メーカー希望小売価格 ¥1,375,000 / 1台税込み

                  

電源トランスはA-65 の約2.5倍、  A-100の約1.9倍と
DF1,000以上という驚異的なダンピング・ファクター を達成、
SN比に到っては、ゲイン最大時に入力換算雑音-126dBという
アキュフェーズがアンプ製造を始めて以来最高スペックとなる高SN比を実現しています・・・  
 

40周年記念モデル「A-200」発売で全ラインナップ完成いたしますので、

以下 アキュフェーズ新製品資料をなるべく全文に近い形で、ご挨拶も含め掲載したいと思います。


音楽   
現代を旅する人間の心を潤すオアシス……。

私達は
音楽芸術を通して人間の魂の向上をはかりたいという理念のもとに、 enrich life through technology を旗印に集まった技術集団です。
私達は音楽から受ける深い感動を求める手段としてオーディオ技術をとらえ、ぜいたくとも思えるほどの高いグレードを目標に制作活動をいたします。楽器に名器として珍重されるものがあるように、
オーディオ機器でも手づくりの良さを十分生かした、一つ一つが オリジナルと呼べるようなものを作りたい。

アキュフェーズ製品は このような設計理念から生まれました。
Accuphaseのアキュは Accurate(正確な・的確な)、フェーズはオーディオ技術に重要な Phase(位相)の2語を結んでオーディオの奥をきわめる心を表し、 ブランド名といたしました。

私達は質の追求に徹するため、生産ラインにベルトコンベアーを使いません。したがって生産量が限定され、高加工度製品のため、 限られた販売店のみで取り扱っています。
アキュフェーズ製品は 世界の主要国で、日本国内と同一ポリシーで販売されています。
アキュフェーズは市場のファッション的傾向には迎合せず、オーディオの本質を追究いたします。このため、製品は可能な限りロングランをいたします。

アキュフェーズは 1972 年に創立、翌 1973 年に創業第一作となるセパレート・アンプ C-200/P-300 を発売、以来真の高級オーディオ製品を創るという高い理想を掲げて、徹底したクオリティ重視の設計と高品位伝送を目指しました。
高度な技術に裏打ちされた付加価値 の高い製品を製造し、その一つ一つが独創性と高い信頼性を保ち、歴史に残る数々の銘機を 生み出したアキュフェーズ製品は、国内はもとより海外のオーディオファイルからも高い評 価と絶大な信頼をいただき、今年 6 月にはお陰様で満 40 周年を迎えます。
今回の新製品『純 A 級モノフォニック・パワーアンプ A-200』は、今までアキュフェーズが培ったパワーアン プのノウハウを集大成、《プリアンプ C-3800、セパレート型 SA-CD プレーヤー DP-900/DC901》に続き《アキュフェーズ創業 40 周年記念モデルの第三弾》となる機種で、 次世代をリードする記念すべきモデルとしてご案内いたします。 
 

アキュフェーズのモノフォニック・パワーアンプの歴史は、M-60(1975 年)から始まり、 M-100、M-1000、A-100(純 A 級、1991 年)、M-2000、M-8000、そして現行モデル M-6000 と常に世界のハイエンド市場をリードして、その時代におけるブレークスルーの役目を担ってまいりました。
今回の A-200 は、実に A-100 以来となる《純 A 級駆動のモノフォニック・ パワーアンプ》で、新たな観点からパワーアンプを見詰め直してその理想形を追求、機構・回路面に先進テクノロジーを導入、部品類全ての徹底した吟味と試聴を繰り返し、最高峰 の性能と音質を目指し誕生しました。

A-200 は、理想的なスピーカー駆動を実現するため、卓越した M-6000 の構造技術を導入、 大型ヒートシンクを両サイド外装として筐体の左右に配置、2 台の完全同一回路のパワーアンプ・ユニットを並列動作させています。
この独立したパワーアンプ・ユニットの完全並列 動作により出力電流を大きくすることができ、極めて低出力インピーダンスのパワーアンプ を実現、これと最高グレードの素材や回路・パターン技術などを巧みに駆使することにより、 《DF(ダンピング・ファクター):1000》以上となる驚異的な値を達成しました。純 A 級ア ンプは、電源関連や発熱状況が大きく変化するため、どのような環境に対しても回路動作が 安定でなければなりません。
このパワーアンプ並列ドライブの実現を可能にしたのは、①パ ワーMOS FET の採用 ②『Double MCS+回路』の搭載が大きな要素を占めています。

パ ワーMOS FET は高周波特性に優れ、また単独で温度変化に対して負の特性を持つ素子で、
左右に配置したパワーアンプ・ユニットの温度上昇時の温度バランスを絶妙にコントロール、 環境の変化に対して左右のユニットを安定に動作させる事が可能になりました。

A-200 が目指したもの、もう一つは SN 比大幅改善への挑戦です。入力部に最新の『インスツルメンテーション・アンプ(Instrumentation Amplifier)』を導入、これをダブル構成 として完全ディスクリートで構成しました。
この方式は、入力端子からのアンプ内部の信号経路をフルバランス伝送化、機器内で発生する雑音を除去する能力や低ひずみ率などの諸性 能向上に大変優れています。
そして後段との絶妙なゲイン配分と相俟って、『GAIN MAX』 時:-126dB もの驚異的な高 SN 比の実現に成功しました。これはアキュフェーズのパワ ーアンプで歴代最高性能を誇ります。

激しく変動するスピーカーのインピーダンス(注1)、しかしこのインピーダンスに影響 されないで、スピーカーに秘められた表現力を 100%引き出すには、スピーカーを『定電圧駆動』(注2)しなければなりません。つまりアンプ出力の『低インピーダンス化』です。
低インピーダンス化は同時に、ヴォイスコイルから発生する逆起電力を吸収し、IM ひずみ の発生を防ぐことができます。
本機は、徹底的に吟味した最高グレードの素材を投入、強力 な電源部とパワーMOS FET 20 パラレル・プッシュプル構成により、アンプ出力の『低イ ンピーダンス化』(スピーカーの定電圧駆動)を実現しました。これらの動作を支えるのが、 放熱フィンを有するアルミ鋳物ケースに収納された高効率大型トロイダル・トランスと、大 容量フィルター・コンデンサーです。
電源トランスは A-65 の約 2.5 倍、A-100 の約 1.9 倍 もの大電力型を搭載、コンデンサーは 100,000μF×2 の超大容量型を搭載し、急激に変動す る供給パワーにも余裕を持って対応します。

また、本機 2 台をブリッジ接続して、さらに 大出力モノフォニック・アンプにアップ・グレードすることが可能です。

電気的・音質的に重要な要素を占めているパワーアンプ回路のプリント基板には、低誘電率・低損失の『ガラス布フッ素樹脂基材』を採用し、徹底した高音質再生を追求しました。
 
この銅箔面には金プレートを施し万全を期しています。
プリント基板の銅箔面や入出力端子、 音楽信号の通過する主要な部分に金プレートを施すなど、信頼性の向上とともに音の純度を 徹底的に磨き上げました。さらに、出力リレーの代わりに、機械的接点がない『半導体(MOS FET)スイッチ』を採用し、長期信頼性と一層の音質向上を目指しました。

左右に配置した大型アルミダイキャスト・ヒートシンクは、放熱を妨げず傷の付きにくい 塗装を施し、外気に直接触れることにより効率的な放熱処理を実現、同時にパネル、シャー シとともに一体化し、過剰とも思える強固な構造体を構成しています。

パネル面の中央には アナログ・パワーメーターに代わる先進的な 2 種類の大型パワーメーターを配置、伝統的 なシャンペン・ゴールドパネルと重厚で精密なサブパネルを装備し、リスニングルームの雰 囲気を一層引き立てます。

このように、モノフォニック・パワーアンプとしての堂々たる質 感と風格を備え、音質面では、迫力あるダイナミズムと圧倒的な情報量・微細な表現能力の 再現を徹底的に追求、音楽を生々しく表現してくれます。

(注1)アンプの出力とスピーカーのインピーダンス
スピーカーの負荷インピーダンス(交流抵抗)は、周波数によって大きく変化します。
こ の負荷インピーダンスの変動に左右されない定電圧でスピーカーをドライブすることが、理想パワーアンプの条件です。
スピーカーへの供給電圧が負荷インピーダンスに関係なく一定であれば、出力電力は負荷インピーダンスに反比例して増加することになります。
負荷イン ピーダンスが低くなるほどアンプにとっては負荷が重くなり、2Ω では 8Ω 時の 4 倍の電力 が必要であり、発熱のために出力素子が破損することにもなりかねません。
1Ω ともなると 8Ω 時の 8 倍もの電力を要求されるので、非常に強力な出力段と電源部が必要となり、電流、 電力、発熱など低インピーダンス対応する設計を行わなければなりません。

(注2)定電圧駆動
アンプの出力インピーダンスは、負帰還(NFB)に深く関わっています。
スピーカーを 駆動することによる出力レベルの低下や発生する逆起電力・・これを負帰還で入力に戻し、 出力レベルの低下や逆起電力を吸収するように出力を変化させる・・つまりスピーカーを駆
動することによって影響を受けた信号を入力に戻し、それを修正して理想の出力に近づける、
これが負帰還です。

しかし負帰還だけでは、静的な低インピーダンス化はできても、音楽のようなダイナミックに変動する信号に対して動的な低インピーダンス化が大変難しく、理想的なスピーカー・ ドライブができません。そこで、負帰還をかけない状態で低インピーダンス化すれば、動的 な低インピーダンス化が可能となります。
従って、パワーアンプの低インピーダンス化は、 出力素子および電源部を大電力化し、実際の動作状態でのインピーダンスの低減を図らねば なりません。

A-200の技術と特徴

アナログ・パワーアンプには A 級、AB 級、B 級の 3 種類の動作方式があります。B 級動作の出力段は図のように出力波形のプラス側を出力する回路とマイナス側の波形を出力する回路を組み合わせて動作させています。

プラス側の回路が働いている間はマイナス側の回路は休止し、マイナス側の回路が働いている間はプラス側の回路は休止しています。
また入力信号が無い時は全ての出力段が休止しますので、無信号時には非常に低い消費電力が実現できます。
しかし、図の拡大波形のようにプラス側の回路からマイナス側の回路に動作が移るとき、それぞれの回路はほぼ休止状態 になり、通過する微小信号部分でひずみを生じます。このひずみは『スイッチングひずみ』 もしくは『クロスオーバーひずみ』と呼ばれます。

実際に市販されているパワーアンプはプラス側とマイナス側の回路をオーバーラップさせてひずみを防止しています。これを AB 級動作といいます。

*アキュフェーズでは B 級動作の製品はなく、プラス側とマイナス側をオーバーラップさ せる範囲を比較的大きく取った AB 級動作としてスイッチングひずみが発生しない万全の設計がなされています。

下図に A 級動作を示します。A 級動作とはプラス側の回路とマイナス側の回路が入力信号 の有無にかかわらず常に電流を流して最大出力状態で動作させる動作方式です。
このためプラス側とマイナス側の受け渡しのようなスイッチング動作がなく、スイッチングひずみも存 在しません。
また、出力に関係なく常に最大出力で動作するため、A 級動作範囲内では電源部の消費電力も常に一定で変動がなく、入力信号のあらゆる変化に万全の態勢で備えます。
このため A 級動作のアンプは他の動作方式では得難い非常に滑らかな再生が可能であり、
オーディオ・ファイルに絶大な人気があり垂涎の的となっています。


一方、常に最大出力で動作させるため、回路は常に安定した余裕のある設計と発生する熱の対応などに高い技術力が必要とされます。

アキュフェーズは A 級パワーアンプを古くから手掛け、多くの技術的革新とノウハウの集積によりゆるぎない技術を確立しています。

第 1 図増幅部のサーキット・ダイアグラムに示すように、本機の電力増幅段は、許容電力損失が 130W のパワーMOS FET を N チャンネル 20 個、P チャンネル 20 個の合計 40 個を使用して、並列駆動することにより総許容電力損失値は実に 5.2kWに達 し、1 ペアー当たりのパワーの負担は軽くなり、MOS FET の直線性に優れた領域を効率よく使うことができます。

パワーMOS FET は、単独で温度に対して安定な特性を持つ素子で あるため、左右に配置されたヒートシンクのアンバランスな温度上昇に対しても、複雑な制御の必要がありません。また、A 級動作ですから常時大電流が流れていますが、回路全体で 20 パラレルにすることによりその電流も 1/20 になり、回路全体の安全度が大変高くなっています。

A 級動作による発熱処理は、アルミダイキャストによるヒートシンクを左右に 2 台装備して、厳しい 安全規格をクリアする余裕のある放熱を実現しています。この余裕度によって、800W/1Ω (音楽信号に限る)、400W/2Ω、200W/4Ω、100W/8Ω と超低インピーダンス負荷まで安定したリニア・パワーを保証します。

第 2 図は本機の出力電圧-電流特性の実測値で、それぞれの負荷インピーダンスにおける値を測定しました。
負荷が変化しても出力電圧はほぼ一定、電流がリニアに 増加している様子がよく分かります。これが定電圧駆動の状態です。正弦波での実測値は、1Ω:1046W、2Ω:633W、4Ω:360W、8Ω:181W という、十分な余裕を持った設計になっています。
  
 

音楽信号はパルスの連続波形で成り立っており、時々現れる瞬間的な大きいパルスをクリッピングから救うため、このように余裕のある出力が必要です。また、スピーカーやケーブルなどリアクタンス成分を含んだ負荷駆動能力にも優れた威力を発揮します。

一般的に高周波用の半導体素子は、素子の内部で小さなトランジスターや FET を並列接続してマルチチップで構成した方が、単体による動作より素子がもつ固有のインピーダンス、内部雑音を低くできます。言い換えれば、リニアリティの改善です。

また、物理的にみれば、チップの面積を大きくすることにより、素子から発生する多大な熱の集中を避けて熱を分散し、安定した動作が約束されます。

本機もこのような手法を応用、出力段を並列接続することにより電流を分散させ、パルシヴな信号による瞬間的な大電流にも余裕をもって対応することができます。

アキュフェーズのパワーアンプは物理的に単純な並列接続ではなく、温度変化や各素子の電流整合に対して数々のノウハウを積み重ねてきました。その結果、小電流時のひずみ率や SN 比が向上し、小音量時の透明感が飛躍的に改善されています。

このようなゆとりある電流供給能力により、超低負荷ドライブを可能にし、性能・音質向上に大きく寄与しています 。

入力段にはディスクリート構成による完全バランス回路を搭載しました。A-200 のディスクリート回路は最高の素子を使用して高い電圧で動作させ、初段で大きなゲインを持たせることにより、アキュフェーズ歴代最高の SN 比が実現できました。
完全バランス回路はバランスの+入力と-入力の条件を理想的にそろえてバランス接続の性能を極限まで高めています。LINE 入力も同じ回路を使用するため、性能の違いもありません。

A-200 は、完全ディスクリート構成による最新の『インスツルメンテーション・アンプ
(Instrumentation Amplifier)』を導入、ダブル構成としました。この方式は、信号入力段を含めたパワーアンプ全体で、バランス・アンプを構成しており、入力端子からのアンプ内部の信号経路をフルバランス伝送化しています。このため、機器内で発生する雑音を除去する能力やひずみ率などの諸性能に優れているだけでなく、周囲の環境変化に非常に強く、パワーアンプとしての安定度・信頼性が飛躍的に向上しています。


『インスツルメンテーション・アンプ』方式の初段増幅部で利得を切り替え、ゲイン量をコントロールするため、位相の乱れが少なく、パワーアンプ段の安定度がほとんど損なわれないゲイン・コントロール《 MAX、-3dB、-6dB、-12dB の 4 段階 》が可能です。この方式では、増幅部のゲインを下げるとノイズ成分も同時に下がりますから、高能率スピーカーを使用する場合や、マルチアンプ・システムで中・高域スピーカーの駆動など、残留ノイズが気になる場合のノイズ低減に大きな威力を発揮します。

増幅方式は、出力信号を電流の形で帰還するカレント・フィードバック増幅回路を採用 しました。左図に A-200 の原理図を示します。

まず帰還側の入力端子のインピーダンスを下げて電流を検出します。その電流をトランス・インピーダンス増幅器で I-V(電流-電圧)変換し、出力信号を作ります。帰還入力部分(図の電流加算部分)のインピーダンス が極めて低いので、位相回転が発生しにくく、 その結果位相補償の必要は殆どありません。

このように、少量の NFB で諸特性を大幅に 改善できるため、立ち上がり等の動特性に優れ、音質面でも自然なエネルギー応答を得ることができます。A-200 では『Double MCS+ 回路』をカレント・フィードバック増幅回路 で構成、一層の高性能・高音質を実現しました。

この回路は、利得の大小による周波数特性の変化はほとんどありません。左図に A-200 電流帰還増幅回路の利得を変化させた場合の 周波数特性を示します。広い帯域にわたって 一定の特性で、利得を増減しても周波数特性はほぼ同じ特性が得られています。

増幅回路の入力部には、アキュフェーズ独自の『Double MCS+(Multiple Circuit Summing-up)回路』を採用しました。回路内もカスコード・ドライブ回路などを多用し 各回路の役割分担を明確にし、無理のない安定した性能を引き出しています。このように、入力信号を増幅するユニットを 4 回路並列接続することで低雑音化を計り、SN 比、ひずみ率など諸特性が大幅に向上し、入力換算雑音-126dB という当社歴代最高の驚異的な SN 値を実現しました。

入力回路に直流安定化電源を搭載しました。パワーアンプで大振幅に増幅された信号が、 入力部に電源を通してノイズとして混入しないように、入力回路を一定電圧で固定します。
これにより、小信号増幅部における電源の質が改善され、高 SN 比を実現しました。さらに、 電源変動や温度変化に対しても安定した出力が得られ、高安定動作を約束します。

ブリッジ接続とは、極性が異なる 2 つのアンプに同じ信号を入力し、両アンプの出力端子にスピーカーを接続する方法です。この結果理論的には 1 台で駆動するときに比べて 4 倍 の大出力にすることが可能です。A-200 ブリッジ接続時の出力は、1,600W/2Ω、800W/4Ω、 400W/8Ω と超弩級モノフォニック・アンプに生まれ変ります。

実際のブリッジ接続では、2 台の A-200 にお互いに逆相信号が入力されるように、モー ド切替スイッチを設定します。モード切替はアンプの入力部の極性を利用していますから、 位相反転回路を挿入しない、純粋な回路を構成することができます。

出力の『(-)端子』同士は、スピーカー・ケーブルと同質のケーブルで接続してください。
また、入力のバランス/ライン端子はそれぞれ 2 系統装備していますから、1 系統は入力信号の送り出し用に分岐出力として使用することができます。

機器間の信号ケーブルから混入する妨害雑音に対処するため、本格的なバランス入力を設けました。
バランス伝送では、出力側は同一振幅で位相が反転(180 度)した、ノン・インバート(+) とインバート(-)の信号を出力します。入力側はこれを+入力、-入力で受けて差信号を取り出します。この時、ケーブルに飛び込むノイズ成分は、両極に同相で入るため、入力アンプでキャンセルされます。

機器間を接続するケーブルが長くなるほど、外来雑音が音質に影響を与えます。バランス接続によりこの妨害からフリーになり、良質な信号伝送が可能になります。本機のバランス入力は、入力回路のノン・インバート(+)とインバート(-)入力へそのまま信号を注入する、最も理想的な構成です。

電気的・音質的に重要な要素を占めているパワーアンプ回路には、非常に高価で入手の難 しいガラス布フッ素樹脂基材によるプリント基板を採用しました。



この材料は、最も性能の高い素材の一つで、低い比誘電率と誘電正接をもち、高周波特性が優れ、また耐熱性も良い ため、周波数が 30GHz にも及ぶ SHF 帯で使用する衛星放送機器や高精度計測機器などに 使われます。プリント基板は、必ず誘電率・誘電正接を持つ誘電体です。誘電率が低いほど信号の伝播速度は速くなり、誘電正接が小さいほど伝送損失が小さくなります。本機では銅 箔面に金プレートを施し、さらに音質の向上を図っています。


信号が通過する部品類は、通常純度の高い銅が用いられています。本機では、この上に金によるプレート化を行ないました。プリントボード銅箔面はもちろんのこと、大きなリップル電流が流れるアース板、入力端子、スピーカー端子など徹底した音質の向上を図りました。

特に使用頻度の高い入力端子は、通常の金プレートの約 10 倍の厚みを持たせた産業機器用処理を施すなど一層の信頼性向上に対処しています。

全ての電力の供給源である電源部は、パワーアンプにとって重要な部分です。
本機には、 A 級動作に求められる大電流供給能力に優れた大電力容量の大型トロイダル型を採用しま した。さらに、熱伝導にすぐれ防振効果の高い充填材を用いて、高効率放熱構造のアルミ鋳物ケースに固着、外部への影響を完全に遮断します。トロイダル・トランスは、滑らかに閉 じた磁路を形成するドーナツ状のコアに太い銅線を捲くため、小型で変換効率が極めて高く 大型パワーアンプには不可欠な部品の一つで、大出力アンプ用として優れた特性・特長を備えています。


また、整流器を通過した脈流を直流に平滑するアルミ電解コンデンサーには、性能や音質を重視して箔の材質やエッチング、電解液などを選び抜いた特注による 100,000μFの超大容量型を 2 個搭載、ゆるぎない余裕度を誇ります。
 

出力を確実にモニター可能なディジタル(5 桁の数値表示)とアナログメーターをシミュレートした動作によるバーグラフ(40 ポイント LED 表示)2 方式のパワーメーターを装備 しました。メーター・スイッチにより、メーター動作・表示 ON/OFF やディジタル・メーターのレンジ切り替え、バーグラフ・メーターへの切り替え等が簡単にできます。またホールド・タイム切替ボタンにより、表示の静止時間(ホールド・タイム)を、1 秒と無限大(∞) 時間に切り替えが可能です。

1 秒のモードは刻々と変化する音楽信号のピーク値を 1 秒間で更新して表示、∞のモード は電源を切るまでの間の最大出力を知ることができます。


ディジタル・パワーメーターは、スピーカーの実装インピーダンスに基づく真の電力値を 表示します。次の図がブロック・ダイヤグラムですが、最初にスピーカー端子の電圧とスピーカーに流れた電流を精密に検出します。電流検出には、ホール素子を用いています。



A-200 では、従来にない高性能化を図るため高精度 24 ビット A/D コンバーターでアナログ/ディジタル変換、次にマイクロ・プロセッサーで電力の演算やピークホールドを行ないます。マイクロ・プロセッサーは、《メーターOFF/レンジ切り替え/バーグラフへの切り替え》や《ホールド・タイム切り替え》など、メーターに関する全てのコントロールを行ない ますが、とりわけ 24 ビットの信号を演算するために従来のディジタル・パワーメーターの3 倍以上の処理を行っています。
その結果 1000W レンジでは 9999.9W から 0.1W、100W レンジでは 999.99W から 0.01W、10Wレンジでは 99.999W から 0.001W という大きなダイナミック・レンジの表示が可能です。音楽信号はパルス波の連続ですから、アナログ・メーターで正確に読み取ることは困難です。これに対しディジタル方式では複雑に変化するスピーカーのインピー ダンスの影響を受けない真の電力値を瞬時に表示することが可能です。

※ホール素子

ディジタル・パワーメーターの表示に必要な電流の検出には、ホール素子を用いています。
流れる電流により生じた磁界の強さを検出(磁束密度に応じたホール電圧を発生)するホール素子により、信号経路に接触しないで電流検出が可能になります。このため、ダンピング・ ファクターの劣化を防ぎ、音質向上に大きく寄与することができます。A-200 ではさらにインピーダンスの低減を図るため高性能なホール素子をダブルで使用しています。



リアパネルにバランス入力の位相切替スイッチを装備し、Non-inverted(正相)/ Inverted(逆相)の切り替えが簡単にできます。当社製品は全て 3 番が Non-inverted(正相)に設計され、Non-inverted(正相)で使用します。3 番が inverted(逆相)の製品と 接続する場合はスイッチを右にスライドして位相を合わせることができます。


ブリッジ接続とはスピーカー端子のプラスとマイナスにそれぞれパワーアンプを接続し互いに逆相で駆動する方式です。理論的には 1 台で駆動するときの 4 倍の大出力アンプに アップグレードすることが可能です。ブリッジ接続時の出力は 1,600W/2Ω(音楽信号に限る)、800W/4Ω、400W/8Ωを実現、量感溢れるパワーを供給します。A-200 を 2 台使用して容易にブリッジ接続が可能な切替えスイッチをリアパネルに装備しています。

アンプの異常動作時等に接続しているスピーカーを保護するため、一般的に機械式の『出力(プロテクション)リレー』が使用されます。本機は、無接点『半導体(MOS FET)スイッチ』を採用しました。この素子は《定格電流 175A、超低 ON 抵抗》の産業用『パワー MOS FET』で、接点が存在しないため接点不良がなく、長期信頼性に優れ、また音楽信号が機械的接点を通らないため、一層の音質向上が期待できます。なお、出力を ON/OFF するときの機械的な動作音はありません。
  

出力回路のコイルには線材の断面が円ではなく四角の特殊な銅線を使用し、隣り同士を密着して巻くことができるエッジワイズ・コイルを採用。また銅線の断面積は 3mm×6mm という超極太で、従来の巻き線に比べて約 2.5 倍以上のの断面積があり、直流インピーダンスを極限まで下げてダンピングファクターの向上に寄与しています。

スピーカーの駆動力を示す要素に DF(ダンピング・ファクター)があります。DF は 8Ω のスピーカーに対してパワーアンプの出力インピーダンスがどの位低いかという値で、数値が大きいほどスピーカーからの逆起電力に打ち勝ちスピーカーを駆動する能力が高くなります。本機ではパワーMOS FET 20 パラレル駆動や出力回路の徹底的な研究により、1000 以上の DF を実現し、スピーカーの理想的な駆動を実現しています。

超大型スピーカー端子を 2 組装備しました。このスピーカー端子は当社パワーアンプの中で最も太いスピーカー・ケーブルや大型の Y ラグ端子が取り付け可能です。

端子の素材は、真鍮無垢材を切削加工して金プレート化し、その上に絶縁用のモールド・ キャップを被せてあります。端子を締め付ける際にケーブルや Y ラグが回転しにくく、締め付ける面が回転しない構造を採用し、緩みの少ない取り付けが可能です。

2 組の端子は内部で接続されており、どちらも同じ出力が得られ『バイワイヤリング』接続に便利です。

A-200の品質保証は5年間です。製品に 付属する「お客様カード(はがき)」に必要事項を記入の上必ずご返送ください。
引き換えに「品質保証書」をお届けいたします。

以上 アキュフェーズ新製品資料より   


6/14(木)に スタッフ向けの内覧会で当店で試聴出来そうです。
発売やイベントまで待てないという方がおられたら、お立ち寄りください。(歓迎です!)
ただ、生憎 来店時間がまだ不明です。


6/14(木)AM10:00 A-200来ました!



上記の資料のとおりの音を確認することができました。

透明度が超高域まで吹き抜けて、音の余韻が最後まで伸びやかで途中で消えたりしない高SN比、
バスドラムなどの低音がまったく揺るがない定位感は 20 パラレルによる圧倒的なダンピングファクターによるものなのでしょう。

PM1:00 
スタッフ向け試聴終了。
アキュフェーズのお二人がアンプと共に帰途につかれました。 寂しい・・

*アキュフェーズ2009~   アキュフェーズ~2008   Accuphase
Accuphase 2009~記事   アキュフェーズ総合カタログ   スナップ

 

VIVID ビビッド& EINSTEINアインシュタイン聴けました。

昨日、
当店ではあまり馴染みのなかったオーディオメーカー
”VIVID AUDIO”ビビッド オーディオのスピーカーシステム「G2 GIYA」¥4,830,000(ペア税込)と、
EINSTEIN アインシュタインの真空管アンプ「The Tube Ⅱ」¥1,995,000(税込)、
The Final Cut MK 60 Ⅱ」¥3,780,000(ペア税込)の弩級システムを聴く事ができました。

 



以前、広島にいらっしゃって

懇意にしていただいていたお客様が

今回わざわざ鹿児島からご試聴に来ていただきました。

九州新幹線が開通したとは言え遠くまで有難い事です。

何でもすごく気に入られたようです。


目を引くのは、この独特の流麗なデザインのスピーカー。
軽量でありながら十分な強度を持つグラスファイバー強化樹脂製のキャビネットにオールアルミのユニットを搭載しているそうです。

上がプリアンプで その下がモノラルのパワーアンプです。

スピーカーの独特なデザインから、かなりキャラクターの強い音かと思いきや、何の何の変な癖など全く感じないすごくナチュラルな音にビックリです。

アンプを、いつも聴いているAccuphaseの「C-2810」、「A-65」に切り替えて聴いてみましたが、個人的にはEINSTEINのアンプが好印象でした。

スナップ

 



 


 
追記:

その後このライン・ナップでお求め頂き、鹿児島まで納品、セッッティングに伺いました。

*真空管       *Vintage     *ゼファン