Accupahse 製品 集中試聴中!DG-58

広島豪雨土砂災害をうけ
8月予定イベントは順延とさせていただきます。

Accuphaseアキュフェーズ
ヴォイシングイコライザー の魅力 大公開と、クリーン電源 の実力を試す。

講師:アキュフェーズ技術部 嶋田和夫氏(機構設計担当)       
 

 2014年9月6日

イベントは中止いたしまして、試聴室で内々の勉強会といたしました。

 
Accupahse 製品 集中試聴中!DG-58 
 
DG-58 ヴォイシング・イコライザー
PS-520 クリーン電源

PS-1220 クリーン電源 

DP-720 SA-CDプレーヤー 
E-600 プリメイン・アンプ  
A-36 A級パワー・アンプ   

A-70  A級パワー・アンプ 
C-2820 プリ・アンプ 

DG-58 操作パネル

いま何をしているかと申しますと

同梱マイクで部屋の特性を計った後

一番谷の深い周波数
(その部屋にとって一番癖が大きい周波数)を見ています。

当試聴室は右に壁があるため
B&W802Dは右側が特におかしな特性のようです。

左画像 アナライザーの白くなっている40Hz、
その隣の45Hzの方が4dB山(谷)が更に大きいようです。
45Hzの低音を選択してみました。

45Hzというと結構な重低音です。

選択しますと45Hz 単独の正弦波が右スピーカーからでます。
(左下の表示にしっかり45Hzと表示されています)

白から緑に変わっているところですが
実際には緑の出力バーがびりびり動いています。

右スピーカーから
45Hz 低音の正弦波(連続音)を鳴らしたまま

部屋のあちこちに歩きながら移動して聴いてみます。

部屋の場所によって

45Hz 低音が大きく聴こえるところと小さくなるところと出てきます。

差が大きいほど部屋の癖が強いということでしょうか

そしてなんと、あろうことか常設試聴位置(マイクの設定位置)に座ると、聴こえなくなってしまいました。

 無音です。 手品です。

これは試聴位置において
45Hz 低音がマイナス(逆位相)約10dB、プラス(正相)約10dBで
ぴったり相殺しているということを表しています。

手品といっても
この試聴位置にマイクをセットして一番問題のある周波数を選んだので必然ともいえますが

それにしても・・

すごいですね・・
立ってまた歩き出したら大きく重低音が聴こえてきます。 なんだこれ・・

ということは
DG-58をつなぐ昨日まで当試聴室では
45Hz重低音が座った状態で聴こえてなかったということですか

サンサーンス オルガン付き  鬼太鼓座など・・
「このソースは30Hzまでフラットに入っているんですよ」

立って説明するスタッフには聴こえているのに
一番大事な お客様に聴こえてなかったとは  笑けてきます。
(笑い事ではないですが・・)

DG-58は
こういった癖のある特性が音楽を聴いているとき出ないようにフラットに補正できる機械なのですね

9/16 まで試聴して戴けますので、体験してみてください。