ORTOFON SPUカートリッジ比較試聴会

<ortofon オルトフォン100周年特別企画>

SPUカートリッジ全製品、聴きます試聴会


時間:5月25日(金)、26日(土) 

カートリッジ
SPU#1E
SPU#1S
SPU Classic GE MKⅡ
SPU Classic G MKⅡ
SPU Synergy
SPU Royal G MKⅡ

アーム(ダブルアーム)
ortofon AS-212S×2

プレイヤー
Acousticsolid Solid Edition

フォノイコライザー
EQA-999(トランス内蔵)
 
フォノケーブル
6NXTSW1010×2
ラインケーブル
Reference BLACK
スピーカーケーブル
SPK-Black

解説:オルトフォン・ジャパン山田 省悟氏

奮ってご参加ください。



大盛況で盛り上がっています。

過去の試聴会に参加されたことのない常お馴染み様でも、
「今回の試みは画期的だ」と喜んで参加いただいております。

よくお求めいただいている常お馴染み様ですが、
この方が試聴室でこんなに長く試聴されているのは、初めて見ました。

上記のカートリッジ名簿にない、旧製品マイスター・シルバー、
限定品SPU Wood Aなども飛び入り参加し、
皆さん高級カートリッジの比較試聴などは初めてなので、異常な熱気です。

なかには聴き比べられて、限定品SPU Wood Aを即注文された方も・・


同じSPUでもここまで音が違うとは・・

同じSPUのなかでもやはり、価格差に比例しますね
10万円以下のSPUと20万円前後のSPUは音質グレードがハッキリ違っていて、
さらに上級機になるとグレードが高い上に個性もはっきりしてきて、
高次元でさらに個性を楽しむという要素があります。

カッティングレーサーのカッターヘッドに用いられている針に最も近い形状で、
オルトフォンの最高級チップである「Ortofon Replicant 100」使用の
SPU Royal G MKⅡは解像度や空間もすごいが決して崩れない客観的でモニター的で大人の音、

ネオジウムマグネット使用で出力も大きく、
もっとも力強く音がハッキリ聴こえ、熱いサウンドの躍動感をもつSPU Synergy

どちらが好き?どちらが一番?と尋ねると、
きれいにRoyal派、Synergy派に分かれるそうです。


ホルストの惑星から「火星」をかけたときに、
この甲乙つけがたい二つの高級機の高解像度の魅力が爆発しました。

「火星」のスタートの弦楽の部分、
演奏技術としてはcol legnoコル・レーニョ(弓の木の部分で弦を叩く)だそうですが

曲の主題であるところの「戦い」の助走で不気味に演奏されるこの弦の合奏が、
どちらのカートリッジもなんとも魅力ある響きでした。

解像度が高いので弦を叩くのが見えるような演奏で・・
スティックで叩いているだけなのに、
弓の馬尾毛が擦れたり、震えているのが聴こえる・・繊細な響きです。


筆者はジャケットを含めた趣味性は別にして、
HiFi再生だけを考えたときにハイレゾもクロックも進化し、良いミュージック・サーバーもあって、

最近はアナログ再ブームといったって、もうピッチも正確だし
LPは必要ない、デジタル一本で良いのではないかと内心は思っていました。

この「火星」を聴くまでは・・

聴かされてしまうと、
ひとつひとつの奏者の弦音が別れて、
繊細に弦と弓が震えて聴こえる感じは
はたして最上級デジタル・ソースを持ってきても、デジタルで聴けるだろうか・・
などと思い直し始めました。


カートリッジは宝くじに当たってたら両方ほしい!?




追記: 限定品SPU Wood Aのご注文以外にも、少し経ってSPU Royal G MKⅡなどもご注文がありました。

 

 


プレイヤーAcousticsolid Solid Edition準備、組み立て編

インシュレーター受けベースをセット

台座ベースをセット

センタースピンドル受けに専用オイル数滴

ターンテーブルセット ここを一番慎重に!

アームベースとアームも2本装着

外付けモーターからベルトをかけると出来上がりです。

フォノイコライザーEQA-999(トランス内蔵)からラインケーブルReference BLACKでバランス出力

 

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